昨年の幼虫の選別の記事で言いかけたものの、
中途半端に書きそびれてしまいましたが^^;、
「特殊飼育でミニカブトを人工的に繁殖させてみました」
昨年、あまり飼育環境が良くなかったせいか、偶発的に
ミニカブトが大量に羽化しました><;。
しかしミニと言えど、成虫としての寿命や健康状態に特に大差無し。
そこで、
カブトムシの幼虫を今まで飼ってきた中でのあらゆる育ち方や
さまざまな要因を元に昨年から人工ミニカブトに少し挑戦してました。
細かい手法や調整などは書ききれないので、メインとなる試みだけ。
まずはもちろん、幼虫の親はオスメスともにミニカブトから選別。
↑昨年、ミニカブトのみだけで飼育していたケースから産まれた
幼虫の中から、その中でも出来るだけ健康で小型の幼虫を選別。
つまり、大型狙いの選別と違って「逆選別」
次に大きな要素は「栄養価の低いマットで育ててみる事」
単純に、エサをあげなければ幼虫は大きくなりません。
しかしそれではただの栄養失調&餓死になるだけ・・・。
そこで、昨年の経験を踏まえ、独自のブレンドで低タンパクな
マット調整をして様子をみながら飼育してみました。
しかし、唯一の想定外は、初めて使ったケース自体が
あまり幼虫飼育に適していなかった事;;
通気口が多いケースだったので、マットの乾燥が激しかった;;。
そんなこんなで、
少し幼虫の数が減ってしまったものの、
ちゃんと産まれてきましたミニカブトムシ>v<!
体長3cmほどで、画像はオスですが角が6mmしかない@@;。
遊びに来た親戚にカナブン飼ってると思われるほどです><;。
そしてメス、
もはや言わなければカナブン・・・・。
ミニカブトの何が良いって、
「ケンカがほとんどない・・・。」
というか、ケンカ出来ないんでしょうね^^;。
あと、ゼリーサイズの小さいエサ皿なんか、普通はメスしか
完食出来ないのに、角が小さいので延々とオスでも完食できるw
流行りますかね^^;、ミニカブトムシ。。。
今回とった手法は、僕が他で長年飼ってる鯉や熱帯魚の
いわゆる
「締め飼い」という調整方法です。
飼育環境に合わせて大きくなりすぎを防ぐ為、
食事&栄養制限をカブトムシに応用した感じです。
なので、単に、「エサをあげない」「劣悪な環境で育ちを悪くする」
など、そういった極端な手法はただの虐待になってしまいますので、
ミニカブトに挑戦する際はよくお考え頂きたいです><;。
でも、しっかりとした食事管理をして産まれたミニカブトムシは、
僕の見解では通常のカブトムシと、いたって成虫での健康差は
今のところ感じられませんので、
これはこれでアリだと思います^^。
カブトムシ=堂々たる昆虫の王様、のイメージなのに、
小型でちょこまか動き回るカブトムシもまた必見です
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コメント
コメント一覧 (6件)
>ゼリーサイズの小さいエサ皿なんか、普通はメスしか完食出来ないのに、角が小さいので延々とオスでも完食できる
この発想はなかった…w
ところでミニカブトといえば、先日NHKで『野生で小さいカブトムシが増えている』という内容の番組がありました。
なんでも、水分量が適切でない場所(醗酵が不十分な土)で育つカブトムシが増えたためだとか。
これはやはり、人がこまめに手を入れる里山が減ってきているのでしょうね。
野生でもやはり小さいカブトムシが増えてるんですね~;;。
うちの周辺は、今年は小さいどころか1匹も野外カブトムシが飛んできませんでしたよ><;。
大型狙い飼育したり、ミニカブト狙いで飼育して思いましたが、やっぱり幼虫期のエサが一番大きいですね。
今でもTVなどでクヌギの森みたいなところでカブトムシを捕まえよう!的なレポがありますが、
一度そんな森に行ってみたいですね^^。
きっと、山全体が昆虫マットみたいに豊かな土壌なのかな~。
でも実際、そんなカブトムシ天国な場所にいくと地面はムカデ・樹液にはスズメバチだらけなんですよね(笑;、
人間の欲望や興味の為だけに、
わざわざこういったミニカブトムシを育成する事自体が「生物虐待」ではないでしょうか?
必ずこういった↑虐待だのとすぐにコメする人いるけど、犬猫やらでもどんだけ人の都合で「遺伝子が悪い、色が悪い」ってだけで殺処分しながら品種改良してるか理解してるの?
そういった身近なところから提言してけよ
それ以前にこばじろうsは別に生き物殺して楽しんでる訳じゃないだろうに・・・
エサを与えずガリガリにしました(笑。って勘違いしてんじゃないの?
カブトが小さいから虐待ってww
餌やりまくるよりもカロリー計算して生き物飼育するほうがよっぽど大変やろ
様々な意見ありがとう御座います。
生物・動物・生き物虐待に関してはコメントでは論争するつもりはありません。
なぜならそれは法律で言えば社会が勝手に決めた線引きであって、本来個人の線引きだからです。
僕にも自分自身で意識しているあらゆる命の尊さの価値観があります。
Tさんの生き物に対する生き物に対する虐待のラインが僕にはわかりませんので、今回は軽はずみに反論も肯定もいたしません。
唯一一つだけ自分が言いたいのは、
「人が人として生きている以上、あらゆる生物を殺したり食べたり、自分の趣味でペットにしたりと、それは見方によっては全部虐待です」
それが虐待かどうかは、結局は人それぞれの意識の線引きだと思ってます。
せっかくですので、いつか近いうちにこの件に関して自分なりに記事を書こうと思っています。
その際、また機会がありましたご意見下さいませ。