ニンジン全色作ってみました

　　ニンジン面倒臭い～～；ニンジン儲からない～～；；

などと毎回ブツブツ言う割には結局また作ってしまうと言う。。。

きっと前世はセリ科だったんでしょう（笑ｗ

　さて、

今ではいろんなニンジンがあるものです。

なんと言ってもカラフルな品ぞろえになったもんだなと思います。

ホームセンターでは「パープル」くらいしか売ってなくても、

ネットやらで探せば実にいろんな色が見つかります。

　昨年秋、

今年はどんなニンジンを育てようかな～、

どんな種類が美味しいのかな～と、検索・検討した結果、

「全色いっちゃおう」

という、極端な結論に・・・ｗ。

何事も実際作ってみてみないと・・ですね。

　栽培したのは、

「黄色」（ゴールドラビット）

「白」（スノースティック）

「黒」（烏山黒ニンジン）

「紫」（パープルヘイズ）

「赤」（金時）

　の計５色。

栽培方法や管理については過去にちょこちょこ触れたので、

今回は結果と感想のみをストレートに御報告。

　台風の影響で播種が少し遅れたので全体的に小ぶりですが、

味と特徴は各種それなりに出たかと思います。

　これらをキレイキレイして撮影すると、↓こんな感じです。

　左から「紫」「白」「黒」「黄」「赤」。

各種の栽培と食べた感想ですが、紫と黒は見た目ではなかなか

差がわかりずらいのですが、切ってみると中がオレンジなのが紫、

一方、中が黄色味を帯びているのが黒ニンジン。

　そして紫の方はどちらかと言えばオレンジのニンジンの表面だけが

紫っぽく色づく感じなので、見た目に色ムラが出やすい気がします。

　それに比べ、黒ニンジンの方は表面がしっかり黒っぽくなり、

その黒部分に厚みもあるように感じます。

表面の色付きは黒ニンジンに軍配が上がりましたが、味は似たような

感じでした・・・。

ただ、どちらとも表面の黒紫部分が特に甘みが強い

唯一問題なのが切ったりすると、その部分の色がかなり染み出るコト。

白シチューに入れればピンク色のシチューに、、、野菜炒めに入れると

紫色炒めになります＞＜；

調理方法に一工夫が要りそうﾃﾞｽ。

　白はニンジンのくせも無く、食べやすかったですが形の揃いが

あまりよく無い。。。蒔き遅れのせいも多少あるかもしれません・・；

白と言っても大根並の白さまでとはいかないので、商品価値としての

インパクトにはもう一押しってところかなあ。。

　黄色。前回まで八寸サイズの島黄金から今回は５寸サイズの

品種に変更ですが、これは太りが断トツで良かった。

そして形揃いが良く、発色も良いので使い勝手やインパクトも◎。

サラダ野菜にはなかなか黄色のモノが少ないので、千切りにして

入れるとかなり色どりが良かったです。

紫黒系ほどの甘さでは無いですが、くせもなく、食味や甘さは

良好な部類かと思います。

　最後に赤系の金時人参ですが、やはり金時、独特の甘みと発色は

消費する側からしてみればかなり安定感と価値が高い。

ただしやはり栽培環境や管理がやはり難しい。

立派な金時人参は４０ｃｍほどの長さになり、しかもその長さで

しっかりと太っています。だからこそ高価。

やはり砂質土壌で地場が深い畑でないとなかなか難しい・・・。

抜く時も折れちゃうし・・・；；。

　しかし細かろうと金時は金時。

細くても味は大丈夫なので、販売用でなく、家庭菜園で挑戦する

ぶんには問題ないのでやってみる価値はあるかと思います。

　全体を通しての栽培感想ですが、

やはり５寸超えのサイズはリスクが上がって来ます。

人参は伸びてから太るので長ければ長いほど、太るのはそこから

なので時間がかかる。

なので当然、通常の５寸なら太りだすまでが早い。

　紫黒系は６～７寸、金時は８寸～となり、蒔き遅れると

根が伸びたはいいが、太る時期に真冬で成長が急激に鈍る。。

「地の深さと蒔き時はしっかり考えた方が成功の秘訣」

あとは好きな色のニンジンを選びましょう＾＾。

どれも色・食味に個性があり一度挑戦してみる価値はありました

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