介護保険の認定が下りるとまずはケアマネジャーがつく。
そのケアマネージャーが介護に関する色々な手配をやってくれる。
介護用品の手配だったり、デイサービスの案内とか。。
まあホントに「マネージャー」って感じです。
大抵はまず、自宅での介護用品の準備に入る訳ですが、
「介護用品ってボッタクリもいいところ・・・」
利用するほとんどの人が介護保険を使い、一割負担が常。
ましてや購入ではなくレンタルが大半なので、
「そもそもの定価が異常なほど高く設定されてる」
「なんじゃこりゃ??」ってほど。
多数の人がレンタルするであろう介護ベッドですが、
購入だと定価50万円近く設定されています。
どう考えても滅茶苦茶高いww。
それを月額レンタルだと月2~3万円ほどになり、
さらに介護保険で自己負担は一割なので、
本人負担は2~3千円になる。
一割負担で月々2~3千円ほどなら、「まあ、いいか」と頼んでしまう。
ちょっとしたサイドテーブルなんかも、購入で3万円もする。
誰が考えても買うのはバカらしい金額なので、レンタルするでしょう。
レンタルで一割負担なら、月額自己負担は200円ほど。
つまり、なにが言いたいかというと、
「介護用品は購入するのが馬鹿らしいような高額定価になってる」
「これによって、ほとんどの人がレンタルを選択するように
わざと誘導するような初めからかなりの高価格設定」
「レンタルしても介護保険で一割負担なので、
そこでもまた利用する側が安いと錯覚させる仕組み」
いくら介護保険の一割負担で安く済むとはいえ、元々の設定が
アホみたいに高い!!。
ベッドやテーブルや簡易トイレとか、あれこれ借りても
利用者は一割負担なので、せいぜい月々1万程度に収まる。
でも、レンタルしてる会社は、10万円近く入る事になる。
その残り9万円は税金だ。
国が利用金額の9割も払ってくれるので、介護保険が適用される
サービスや商品は、最初から相当なボッタクリ価格なのです。
利用者に商品を購入されては一時の儲けしか出ないので、
もうね、カタログ見ててもメーカーが購入させないような価格。
意地でもレンタルに持って行こうとする意図が見え見えでした><。
「これもいいですよ~、あれもあると便利ですよ~」
「一割負担のレンタルなら月々たった数百円ですよ~」
そんな具合かな。
うちで借りたちょっとしたサイドテーブルも、レンタルで月々200円。
でも介護用品会社には、こんなテーブル一つで毎月2000円も入る。
「こんなんだから介護ビジネスは儲かるって言われるんだよねw」
老人介護という、正直限られた将来の一時的な利用用品という、
その用途、利用者の心理を巧みに使ってると思う。
そんな理不尽で、ボッタクリサービスとわかっていても、
利用しなければならないのが大多数の現状。
例えば、僕のパニック障害などの精神疾患は、色んな申請で
医療費が国負担のタダになる。
すると病院側は「どうせ国が払ってくれるから」と、
必要もない薬、高価な薬をダーダーと処方してくる。
それと似たようなもんかな。。。
人としてやりきれない思いもあるが、国の仕組みがそうである以上、
それでお金儲けをする人や会社がいるのは仕方ない事ですね。。。
誰もが突然・不慣れな介護関係に、おのずとケアマネージャーなどの、
専門家を頼り、一任してしまう事は多いでしょう。
残念ながら、
我が家で契約したケアマネージャーさんは、
ビジネスが絡まない要件以外では、祖母のお見舞いには
一度も来ません。
介護用品であれが欲しい、って言えばすぐに飛んできますけどね;;。
なんていうか、、、
相手も相手で仕事なんだろうけど・・・、
介護ビジネスなんてそういうもんなんだろうけど、、、
世の中のそういう部分、切ないね・・・
もっとこう、、、お金の問題じゃなくてさ、、、人それぞれだけど、、
「気持ち」って大事だと僕は思った。たとえ表向きだけでも・・・。
その時すでに、祖母はもうこのまま介護の状態でいつか旅立つ。
それはわかっていた。
お得だとか、お金の問題じゃなく、
介護用品とか道具の問題じゃなく、、、
携わる人の「心」「良心」「情」の問題を大切にしたいと、
少なくとも自分はそういう人でありたいと、とても思いました。。。
綺麗事だけでは難しい世の中ですけどね
※この介護記事は少々過去にさかのぼって書いているため、
現状の内容に時差・ズレがあります。
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