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ショウガ栽培、やっと進展。

 さすがに発芽までが長すぎてヤキモキするショウガ栽培。。。

長年小ショウガを自家用に栽培してきた父の植え付け時期は

4月10~15日くらいの事。

 しかし、自分で調べて納得したい僕は、それを鵜呑みにしない。

種ショウガは、地温20℃から発芽活動が始まる。

そう考えると、

4月中までに植える意味はあるのか?ってことになる。

そりゃまあ、、、

植えても別に芽は出るとは思う。。。

ただ、結局は地温が上がるまでは地中の中で寝てるだけじゃ、、

という事です。

 本人は植えたつもりでも、ショウガは単に地中に貯蔵されてるだけ。

その考えがあっていれば、4月中旬までに植えた種も、

5月上旬に植えた種も、結局は同じ発芽になるはず。

 1年1回1通りの栽培では、その野菜のコツを掴むまで

余計な時間を喰う。

2通りの栽培方法で迷ったらその年に2通りを、

3通りで悩んだら3通りやろう。

3年分の勉強が1年で済む。

 それはさておき、ちょいと話をそれまして、

ショウガ栽培の話。

小ショウガならまだしも、大ショウガはちょっとわからない事が多い;。

ゴソッと仕入れてきた種大ショウガ。

画像

 小ショウガはパキンパキンッと折って植えれるけど、

大ショウガはそうはいかない・・・。

「どうやって切ればいいんだ@@;??」

う~~ん、とりあえず、突起部から芽が出るから、

そこを2~3箇所確保して、思い切って切ってみるかw

画像

ジャガイモと一緒で、出来るだけ1個の種からたくさんの株を取りたい。

ちなみにこぼれ話ですが、

昨年、大ショウガの種を父とホムセンに買いに行った時の事。

知らないおっちゃんが、

「これってどうやって植えればいいのかねえ?」

と、父に話しかけてきて、

父は、

「丸ごと植えればいいんですよ!」と。。。

は!?と、思い、

親父に、

「こんなん丸ごと植えるもんなん?元とれんやん?」

と、問いただすと、

「さあ、お父さんはやった事無いからわからんw」

と、開き直って言う。。。

(わかんねーのに、何他人に滅茶苦茶言ってんだよ・・・)

これが父の特技、「知ったか能力」。。

合ってる・間違ってるとかじゃなくて、

知らない事まで知ったかで他人にやたらもの言うから怖いわ。。

そりゃ、ジャガイモの種芋をボトっと植えてるくらいだからなあ。。

(詳しくは「ジャガイモと父」の過去記事で。。)

ショウガだって、そりゃ丸ごと植えれば芽の一つは誰でも出るわ。。。

 こんなんだから、父の助言は当てに出来んw

なので、自分で調べて実験・栽培する。

 そして、

お隣のTさんが4月上旬に植え、

僕が4月中旬に植え、

畑を貸してる若旦那がうちのあまり種を5月頭に植えた。

 一か月半も何も変化が無いので、ヤキモキ。。。

芽が出るどころか、雑草が先に先陣を切ってくる。

画像

 そして待つ事、6月上旬。

最初に芽が出たのは、なんと、最後に植えた若旦那の種。

ほら~。やっぱり!。

問題と課題は、

この結果をどう見るかだね。。

 植えつけが遅くても、同時期に発芽なら地温だけの問題。

ただ、一番最後の種に先に発芽されたという事は想定外。

 「なぜ先に植えたうちより先に芽が出る?」

こういうところをしっかりと、疑問に感じて、観察、分析しなければ

この先何年も何とも思わない、向上心もないただの遊びだ。

何年分の経験を短期間で修得するためには見逃してはいけない。

 「これは、たぶん、温度差の変化の大きさだ。」

たぶん。。。ね。

 なんて言うか、いろんな野菜に当てはまる。

どの野菜も、発芽適正温度ってのがある。

仮に、20℃でショウガが動き始めるのなら、

うちのショウガも同じ頃に芽が出るはず。

 後から植えたショウガが先に芽が出たという事は非常に意味深い。

早く植えて徐々に温まったうちの種ショウガ。

それより遅く植え、早く発芽した種ショウガ。

 この差は、「温度差の急激な変化」だと思う。

だらだらと眠ってゆっくり目覚めたのがうちのショウガだとすれば、

若旦那の種は眠っている時にビンタされ一気に目が覚めた感じかな。

 この現象が当てはまる野菜は割と多い。

あえて播種前に一旦冷蔵庫に入れ冷やし、

それから播種するというやり方。

こうすると種が急激な温度差に驚いて発芽が促進されるそうだ。

作物にもよりますが、一応頭に入れておいて損はないウンチクです。

 さて、そんなショウガも6月上旬、やっと芽が出ました。

画像

 雑草が多く、ほんの2cmほどの芽だったので、

これがショウガの芽かどうかサッパリわかりませんw

そんな時は、

「チョクセツハナデカーグを発動しますw」

こばじろうは鼻が良いのですw

ジミーちゃんほどではないですが(笑。。。

 ショウガの芽ならならきっとショウガの臭いがするはず!

という事で、大地に熱い口づけをするかのごとく、

土下座で何かしらのお祈りをするかのごとく、臭いを嗅ぐ

 うん、ショウガの臭いがちゃんとして、これがショウガの芽と判明

唯一の心残りは、

嗅いでる最中に車が通り、明らかにおかしな僕の動作に、

その車が確実に減速してガン見された恥ずかしさ・・・::。

そして思いっきり嗅ごうとして、

ショウガの芽が鼻に入り刺さり、鼻血が出た事

「大地にキスをして鼻血を出すナイスガイww」

良い子はマネすんなよw

ってことでポツポツと芽が出始めた今日この頃。

畝を作らず平面定植なので、6月末には土寄せ追肥を兼ねて

それを畝とします。

その後はまあ、乾燥だけには注意しながら臨機応変に対処予定です。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (3件)

  • はじめまして、こばじろうさん。
    何時も、楽しく読まして頂いてます。僕も農業、始めました。農業を志す理由は、いろいろ複数、ありますが、こばじろうさんとよく似ています。ただ、これで稼いでいくプレッシャーに押しつぶされそうで悩みます。良ければ、いろいろアドヴァイスお願いします。

  • >大西正晃さん
    返信遅くてすみません;;

    余りお役に立てる記事も少ないと思いますが、
    反面教師でもいいので、少しでもお役に立てればと思います。

  • こんばんは、こばじろうさん。

    お返事、ありがとうございます。
    いえいえ、参考になりますよ。しかも、面白いです。今は4反の農地の復旧作業兼1反を動かしてます。私が農業を志す動機は健康上の問題と最大の理由は金融投資~近い将来、日本の財政破綻の予測を確信し、その時、強い産業とは何かと日夜考えた結論が農業でした。農地は投資目的と兼ねて考えてます。この事を、まともに人に話すと、笑われるのがオチです。

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