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今年も羽化の遅いカブトムシ~

 昨年に続き今年もですが、我家のカブトムシの羽化は

いつも7月上旬。。。

 昨年、関東の知り合いの方にカブトムシの幼虫をおすそ分けで

発送したのですが、その後お子さんと一生懸命飼育してくださり、

繁殖にも成功したと聞き、嬉しいご報告でした^^。

その幼虫が先日、たぶん6月上旬くらいでしょうか、

「すでに羽化ラッシュしたとの事w@@;」

う~~ん、早いいいい

 半屋外と室内ではやっぱ羽化のタイミングに差が出るみたいですね。

とにもかくにも、その方の親カブはうちと兄弟なので、

うちのいとこ?甥?まあ、親戚ですね^^;。

 さて、

我家は先日すでに、マット交換など、蛹化までの準備を

終えてたつもりですが、

「想定以上にそれ以降もやたら食欲旺盛><;」

あれれ@@;?まだ食べるの!!???ってくらい

食べ続けて、最終マット交換のつもりがまさかのマット不足;;

 マット満タンにし、すでに6月半ばを過ぎた頃だというのに、

蛹化準備もせずにもう半分まで喰いつくすほどの食欲!!

画像

どうせ要るなら、ちまちま追加してもらちがあかないと、

 「え~~い、思い切ってマットを大量に準備してやれ~~

と、

お得意先の業務用昆虫マットを「400リットル」も注文><;!!

家の玄関に昆虫マットの段ボールが山積みになりました^^;。。。

 7月上旬、

マットの減り具合が減った事から、蛹化の準備に入った気配を感じます。

 そんな中、地上に出てきた一匹の幼虫。

画像

 よく、「幼虫が地上に出て来てしまう><;!」

とういう現象は幼虫飼育上、多々あります。

そして残念ながら、そういった場合の大抵は、死ぬ事が多いです;

理由ははっきりわかりませんが、

ストレスやら、本能の狂いなど、本来の生体リズムがおかしくなり

路頭に迷ったり、奇行に動く事もあります。

 表現が悪いかもしれませんが、「障害生体」も当たり前です。

人間や哺乳類と違い、無事に大人になる確率が低い生物ほど、

沢山卵を産み、その何割かが大人になればという生態系です。

 人が手助けする事により、ある程度環境はサポートできますが、

生物の個体自身の「本能」「性格」「身体的な要因」は

私たち人間ではやはり理解出来ません;;。

ましてや動物よりも小さい昆虫になれば尚更です><;。。。

さて、先ほどの地上に出てきた幼虫。

何度も地上に出てくる幼虫を今まで見てきた僕としては、

ささいな雰囲気の違いに気付きました。

 大抵、訳もなく地上に出てくる幼虫は、地上に出てから

どんどん衰弱します。

そして即日・翌日にそのまま黒ずんで死亡するケースが多い。

 この幼虫。

今にも蛹になってもおかしくないほどの完熟色ですが、

よ~く観察していると、地上には出ているものの、明らかに動きが

なにかをしようとしてる一定の動きをしています。。。

そう、

「おそらく彼は蛹室の作り遅れ君です。」

 地中で気にいった場所がなかったのか、それとも

他の蛹室が近すぎて路頭に迷ったのかはわかりません。。

いずれにせよ、残念ながら正常な個体ではありません;;

 それでも、自分が今にも蛹になるとはわかっているのか、

見ていて何かしらの焦りはヒシヒシと伝わってきます・・。

案の定、

地上で円を書くように丸一日動き回っています。

画像

 なぜか見守っててとても考えさせられます。。

(自分が地上に出てしまってる事すら理解してないのかな~?)

(それとも蛹室を作る技術を生まれつき持ってなかったのか・・・)

(ひょっとして自分が蛹になるっていう事自体、わかってないとか。。)

などなど。。

 普通、自然界では蛹室が作れなかったこの時点でアウトです;。

仮にこの場で蛹になっても、蛹中は完全無防備なので、

アリにすら勝てません・・・w

 2日後、

彼はその場でやはり蛹になりました。

画像

 なんとも強引です><;

「あ~もう、蛹室間にあわないからここでいいや!」

的にみえるくらい、なんとも地上で大胆に大の字w・・・。

一応、飼育環境下なので、やれるだけの保護はしていますが、

相当に体力を消耗しての蛹化だと思いますので、

正直羽化前に力尽きるような気も・・・;;

 しかし、相変わらず思うのですが、メスの形ならいざしらず

「オスのこの形が、あの丸っこい幼虫の中に、いったい

どうやって収納されてるんでしょうね・・・@@;」

それくらい、幼虫の皮を脱ぎ棄てて、このオスの蛹の形になる

のはほんの一瞬(数時間?)だから驚きです

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。こちらはすべてのカブトが羽化したので、小学校に寄付したところです。
    幼虫が地上に上がってきてしまうのは色々な理由があるようですが、今回の場合はケースの底面積が足りなかったのでは…と思います。幼虫は他の蛹室を察知して、破壊せずに自分の蛹室を作ろうと努力するようなので、そのためにさまようのではないでしょうか。
    自分も以前に同じようなことがあったので、それからは1頭あたり10㎝×10㎝の底面積を確保するようにしています。(これはあくまで万全を期す目安で、実際はケースがデカイほど余裕が出るようなので基準より多く投入してますがw)
    そうしてからはさまよった跡は見えるものの、なんとか場所を見つけて蛹室を作れているようです。
    ところでこのオス…このままでは危ないですよね~人工蛹室は作るのですか?

  • >superkabuさん
    結構大きなコンテナだったんですけど、
    (50x60x15cm)=8匹

    でも、ちょっと乾燥気味で蛹室が作りにくかったのかもしれません^^;

    プラ板を丸めた人口蛹室を確保しましたが、
    ちょっと蛹の形状自体・色合い自体が不安な様子です><;

     しかし、小学校に寄付出来るって素敵ですね。
    僕もそういう人脈や付き合いがあったら、是非そうやって地元の子供達に関わらせてあげたいなあ~って思います^^。
    自分は子供の頃にカブトムシに沢山触れたから、今こうやって大人になっても触れてるんだと思います。
    今の子供達が大人になった時も、同じ思いになって欲しいものですね^^

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