1つの作物の植え付け・播種が遅れると、
そのツケと代償は大きい。
特に播種や定植が重なってるこの時期、1日休めば翌日には
2日分動かないといけない。
4日休めば、どこかでその4日分を追加して働かないといけない。
これがサラリーマン・会社務めと違うところ;;。。。
休んだツケは丸々自分に跳ね返ってくる。
健康だったころは余裕で挽回出来たが、今はそれが出来ず;。
自家播種野菜も確かに遅ればっかですが、なんとかギリギリラインで
播種した。
まあ、種なので遅れようが自分のタイミングでやれた。
しかし、サツマイモはどうしようもなかった><;
夏野菜の最後尾に位置してるので、一番遅れに遅れた・・・。
しかも苗が取り寄せの発注なので、自分の体調やタイミング、
準備状態も融通も利かず、待った無しで送られてくる。
6月上旬。
安納芋苗の先発隊300本が送られてきました。
しかしまだ、耕起も畝立ても出来てない><;。
かなりマズいとは思っていた。。。
畝は30mx8本とキツイ。(先発隊以外の畝も含めます)
しかもマルチを張らないといけない・・・。
だが体調は絶不調;;。
ホント動けない。。。
での、やらなくちゃ、やらなくちゃと思い、
すこしづつでも鍬を入れていく。。
その間、苗は水につけて延命状態。
点滴と栄養ドリンクを飲みながら、やっとの思いで植えつけ準備が
出来たのが、苗到着から4日後・・・。
届いた苗は、気を利かせてか、必然的にそうなったのか、
届いた日に、ちょうど植えつけタイミングという、待った無しの苗;;。
まあ、サツマイモの苗を宅配で送ってもらえば、必ずそうなる。
「頼むから植えつけまで枯れないでおくれ」
そう思って、水につけ、水交換もしながら必死な延命処理。
でも到着時にかなり切羽つまった状態の苗。
ヤキモキしながらも、仕方がないので水漬け、水交換作業。
その甲斐あってか、枯れなかった。
しかし、枯れない代わりに、
・・・、
「腐った・・・」
でも、先端の芽が生きていればサツマイモは回復する。
苗の枯れ葉なんて、取ってもちぎっても問題ない。
なので、無理矢理植えた。
枯れた葉を取ったらほとんど丸裸><;。。。。
植え方は、やや水平植えが気に入ってるので、マルチには穴ではなく、
切込みを入れる。
20cm切り、10cmあけ、また20cm切る。
まあ、これだけでも大変な作業なのだが、
事前にしておいたこの作業がまた大失敗><;。
予想外に苗の長さが平均30cmあったからだ;;。
20cmではなく、30cm切るべきだった。。。
しかしもう後の祭り。。
苗の枯れ葉を1本づつ取り、長さも整苗し、
水平溝を作って根を傷めないように押し込み、覆土する。
「死ぬなよ~死ぬなよ~」と黙々と植えていく。。
植えつけ作業はかなり面倒くさく、300本近く植えるのに
しゃがみっぱなしの横歩きで5時間かかった;;。。。
当然、腰というか。背中というか、身体が激痛に襲われました。
でもまあ、これで根付いてくれればと。。。
でも、
やっぱダメだった
葉が腐るまでは良かったが、茎や根までに腐食がいってたようです。
先端が生きてた苗も、朽ち果てた。。。
茎や根が死んでたという証。
植えてからずっと曇りや台風で雨だったので、日焼けはありえない。
単に、死んだ苗を何時間もかけて植えただけの事;;。
300本のうち、植え付け時点で破棄したのが約1割。
残り9割を植えつけ、その中で息絶えた苗が8割。
つまり300本の苗から生き残った苗は約2割の30本。。。
完全にやらかしたなァ;;;;;;・・・。。。
↓ギリギリ生きている苗。
↓生きてるか死んでるかわからない苗。
↓完全に逝ってしまった苗。
しかも、8列も畝を作っていながら、株間調整を失敗してしまい、
先発隊300本で、わずか8列中、3列しか埋まらなかった。
これもまた目測を誤った失敗・・・。
単純ミスが多すぎる・・・。:。
畝立ても遅れ、切込み間隔も間違え、それでも植えた苗は枯れ、
と、もう、かなりグダグダになってしまった
栽培計画上、一番メインになるサツマイモ(安納芋)。
この痛手は大きい
サツマイモを馬鹿にするわけではありませんが、
味はともかく、作るだけなら素人でも出来る野菜の代表格。
届いた苗をすぐに植えず、あげく植えつけて腐らせるなんて、
農家以前に家庭菜園家にも論外な愚行;;。
結構マジ凹み
でも後発隊がこの後来るので、気持ちを切り替えないと。。。。
・・・と、
思ってたのは10日前の話。
今度は植え遅れは絶対無し!と思って待ちかまえてた後発隊が、
全く想像出来ない事件をやらかす事になりました><;。。
後発の苗。予約した日にちゃんと届き、すぐに植えました。
「どこになんの問題があったのでしょ~~~か!??」
後日、追記までのクイズで御座います
ヒント:自分半泣き&しかし怒りプンプン。で、「エー!!」の流れです。。。
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コメント
コメント一覧 (5件)
…お父様が何かを…
>たつきさん
ハズレで御座います
あらららー。
体調が悪いときとか、オヤジさんに少しやってもらうことはできないのですか。
こばじろうさんが思う通り完璧にはならないにしても。
こばじろうさん、何でもきっちりかっちり自分で完璧にやろうとしてませんか?
健康でそれができてるときはいいかもしれないけど、いつか気持ちがプチッと切れちゃわないか心配です。
自分はもともと完璧主義なんですけどね、ある頃にちょっと疲れちゃって、性格を変えちゃうことにしました。
今でもいい加減というわけではないと思いますが。ただまぁパワーは落ちました。
全滅を避けるために、とりあえず1列畝をつくって定植し、それからまた1列、というやり方をしたらよかったですかね。
あるいは最初から、融通が利かせられるように、自分で苗採りするようにするとか。
顔見知りなら、少しくらいお手伝いに行きたいところですけど。
とにかく、気持ちが切れないように気をつけて。
>H2さん
父は父で結構いろいろ手伝ってもらってます。
ただ単純作業に限ってですかね~^^;。
父はおおざっぱというか、、変な所神経質で、変な所極端に無頓着という、一言では言い難い性格なので、たまに唖然とするような行動をとるので。。
なので育苗や定植、施肥、整枝等、肝心なところは自分がやらないと本気で怖いんですよね;;
自分もその遺伝子が少なからずあるので、雑な性格と几帳面な感性が同居してるような感じです;;。
やるからには徹底的にちゃんとやる。やれないときは徹底的にサボるw。めんどくさい性格です;。
ですから、むしろ逆に、気持ちの糸が切れないために無理してやってます。サボりだしたらとことんズルズルといってしまいそうで。
「こりゃダメだ」「ギブアップ」と思ったらスパッと諦めるように思ってます。
「やれるだけやってダメならダメ。でもその失敗は必ず来年の糧にしよう」と思っています。
就農1年目なので、挫折や失敗はあっても、まだまだ気持ちは切れませんよ^^。
給付金の事情や絡みもあるので、複雑な状況下ではありますが・・・。
お気遣いありがとうございます。
水につけたらいかんよ。
濡れた新聞紙で包む、チョット根が出たときに植えると水遣り不要。
実は芋の長さの調節方法もあるんだけど?