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青年就農給付金ー12「栽培計画公開!」

 特に内緒にする事ではないのですが、

かといって特に「うんうん」と言えるような内容ではない僕の

五か年計画。。。

栽培面積、生産量、売上高を提出したわけですが、

イチゴ農家ならイチゴ、キャベツ農家ならキャベツのみ、

それで簡単に済むわけですが、僕は特に○○農家じゃなく。。

 変わり野菜を多品目多種栽培が主体なので、

主力野菜は6品目も計上して提出しました。

まあ、のちのちの変更は可能ですが。。

レギュラー野菜。(品種は内緒♡)

サツマイモ
ジャガイモ
タマネギ
オクラ
シカクマメ
フルーツピーマン

現状この6品目をローテーションしていきます。

もちろん品種は特殊ですw

 一見ただの6品目に見えますが、これでも一応真剣に考えてあります。

人手が基本自分のみ、プラス父の手伝い程度なので、

自分が出来る事、父に出来ることを振り分けて計画。

 真夏になれば毎日収穫しなければいけないオクラとシカクマメ。

自分はこれに追われる事になり、父にはこの収穫管理は任せれない。

「このサイズを収穫して!」と見本を渡しても何故かそれが出来ない・・・。

画像

この収穫作業だけはかなりしんどく、3か月休みなく続くので、

日々収穫する野菜はこれ以上増やせない。

なのでキュウリなどは却下w

フルーツピーマンは毎日収穫ではないので、ギリで何とかなる。

しかし荷造りと出荷作業をそこに加えれば自分はもう手一杯になる。

 そこで、芋類とタマネギを導入。

芋掘り、タマネギ収穫くらいは父でも出来るからだ。

つまり父でも出来る野菜を組み込んだわけです。

分担分担。

そして野菜の収穫スパンも3種に振り分け。

毎日収穫する野菜。(1日でも採り遅れるとマズい)

時々収穫する野菜。(1~2日くらいの採り遅れなら何とかなる)

一気に収穫する野菜。(1週間くらいの採り遅れでも大丈夫)

と。

 これで一応自分の体力的にもパンクするのを防ぐ・・・。

画像

こうして結構この6品目はかなり慎重に的確に選んだつもり。

5年先までの輪作ローテもしっかり組んである。

 そしてあとは補助野菜。

この6品目で畑をすべて埋めてしまうと、万が一の時に危険。

壊滅するときはとことん全滅するという事を昨年、

嫌と言うほど思い知ったから・・・。

 なので補助野菜枠を作り、そこでは毎年何かしらを予備で作る。

今年は、

落花生 (直売での需要があるとのリサーチ済)
枝豆 (昨年のリベンジ)
ショウガ (来年種ショウガとして出荷)
トウモロコシ (自分が喰いたい)
長なす (昨年のリベンジ)

出来るだけ手間のかからない野菜をチョイスします。

これにさらに売上予備軍として苗販売に手を出す。

これらを含めた栽培・売り上げが、主力6品目以外の

「その他売上」として主力6品目を補う計画になっています。

もちろん補助野菜も基本変わり野菜、変わり品種。

結局主力も補助野菜も全部が変わり野菜^^;

賭けと言えば賭け。ギャンブルと言えばギャンブルだぬ。。。

でも、まともな野菜では到底大規模農家には太刀打ち出来ない。

 かといって見た目が変わってるというだけでは売れない。

味も栽培方法も、日々精進して追及しないとアカンw

レシピや調理方法、POPも工夫しないとね。

そういう細かいところの積み重ねが出来るのも、

零細農家の強み。

ちょっとエグい言い方をすれば、

ただ作り、ただ店に並べるだけのダラダラ生産者に勝つ手段にもなる。

 とまあ、こんな感じで提出した栽培計画ですが、

ちょっと無理すぎる計画が一部ある><;。

全体的に予定売り上げを無理矢理少しづつ「盛って」

計画書を作り上げて通したんですが、

サツマイモの売上予定の数字を少し盛り過ぎた;ww

画像

 いくらとは言えませんが、後々じっくり考えたら、

「こりゃちと無理くさいぞ・・・;;」と思う金額を計上してしまった・・・;;

今から審査会の時の言い訳を考えておこう(泣笑;

 あとはまあ、妥当な感じ。オクラやシカクマメなんかは、

雨の日も風の日も、毎日収穫して、取りこぼし破棄をとにかく減らせば

なんとかなる。

タマネギなんかは正直どうでもいいw

冬野菜を何か作らないと書類が通らなかったので、無理矢理入れただけ;

あんなもん、正直小規模栽培では儲からない。

安い上に、後半は北海道産に一気に飲み込まれるしね;;。

 唯一、面白い可能性があるのがフルーツピーマン。

これはちょっと品種などは企業秘密w

正確には品種としては偶然作ったパプリカなのだが、

これを完熟、色着き手前の絶妙なタイミングで青採りしたもの。

栽培方法もそれなりにこだわってますが、

これがまた、見た目はピーマンなのに、パプリカ並に甘く、

食感とみずみずしさが明らかにピーマンにもパプリカにも無い

独特のピーマンになったのです。

 元はパプリカの失敗作で、どうにも色着けが出来ず、

どうせ腐るならピーマンとして採って食べてしまえ。という、

偶然の行動から発見したその品種の特性。

おととし発見して、昨年改めてもう一度栽培したらやはりそうだった。

パプリカは徹底的に勉強したので、コツもそれなりに掴んだ。

これを

試しに「フルーツピーマン」とうたって販売したらこれがまたウケタw

こいつが今年上手く化けてくれれば・・・かなり熱いw

種が異常に高いので、大失敗したら逆にもっと熱い><;。

他の給付金申請者の計画書は見たことないので、何とも言えませんが

まあ、自分はかなり特殊な計画書だと思うので、

「良い子はマネしないでね!」

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • す、凄い!一軍二軍まで揃えてさらにコーチ陣もばっちりですね。シーズンオフは焼き芋屋さんやね?!

  • >筋肉痛さん
    冗談抜きに鋭いですねw
    冬の農閑期には焼き芋屋をやろうと本気で考えてましたよ。
    業務用焼き芋器、店舗費用、かなり徹底的に調べました。
    自分で作った野菜を加工して売るには兼業農家に当たらないらしいので。。
    ただ、そのためには自信のあるサツマイモを自家生産できるようにならないと。。

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