MENU

青年就農給付金ー7「人・農地プランと合格」

 給付金に関するすべての書類を提出すると、後はお役所仕事。

この、

「人・農地プラン」にかけられる。」

 なんだよ;、人・農地プランて;;。。。って話です;。

ザックリ言えば、各自治体でその地域での今後の農業振興計画、

人と農地と農業に関わる将来を見据えたプラン的なもの?かなあ。

 実に・・・曖昧で意味がよくわかんない;;。。未だに・・・。

この審査に通る事を、俗に、

「人・農地プランに位置付けられる」と言う。。

 なんか、しっくりこない言い方で、「あ・・・そうですか・・・」としか、

思いというか、実感というか、グッとくる感覚が無い。

 もっとこう、

「認定新規就農者!」とか

「公認就農者!」みたいに、

いかにも許可・公的な言いまわしだと、グッと身が引き締まる。

 なんだよ「プラン」て・・・・;;

「デートプラン」とか「旅行プラン」みたいに、すんごく軽いイメージすぎるw

 名前とその曖昧な表現で実にどうでもいいような内容に思えてくる。。

「…しかし!!」

この、「人・農地プラン」こそが最終で最大の審査なのです!!」

 あなどるなかれ・・・

今まで提出した数々の書類は、すべてこの審査を通すものであり、

この「人・農地プラン」に位置付けされなければ、

給付金はおりない!

つまり今までの努力が全部ぶっ飛ぶのです><;

 だったらもっと、いかにも重要そうな名前にして欲しいものです;。

各地域・自治体の「人・農地プラン・・・」

これに位置付けるにふさわしい農家・もしくは農家になるであろうと、

審議会・本会議などで議論され、そして合否が判断される。

 もちろん、この位置付けはいろんな理由で申請する人もあり、

(例えば融資の特例を受けるとか・・)

青年就農給付金でのプラン位置付け申請はその一部にしかすぎません。

 そしてこのプラン位置付けが正当?妥当?合格?よくわりませんが、

「位置付けられました!」と、なる事が、他の書類を含めて、

=青年就農給付金の申請がほぼ通った事を意味する!

そんだけ大事なものなんです。

・・・で、、、一カ月くらいひたすら待ち、、、、

12月半ば、

「見事通りました

画像

 結果的に、この審査が重要だったと知ったんですが、

当時は「プラン」なんてゆるゆるな表現だったので、「・・で?」

ってくらい、何がどうなったのかわかっていませんでした^^;。

 農務課の人に、

「・・・で、どうなるんです?給付金おりるんです?」

と聞くと、

「人・農地プランに登録されましたのでこれでこれでいけます」と言う。

(ホントかなぁ~・・ホントかなあ~・・・)とそれでも不安で仕方ない。

今まで散々修正作業をくらっていたので、最後の最後で・・・

なんて事とか、、、またあるんじゃないかと、全然信用出来ず。。。

 不思議なもので、

ここまで長い間やってきた達成感よりも、

いざそこに辿り着くと、

「ま~~だなんか裏がありそうだ;」って思ってしまうのが人間・・・。

 本当にお金が振り込まれ、通帳に入金があるまで、

「俺は信用しないぞお~~

↓更新の励みにたぬきを1日1クリック応援をよろしくお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (7件)

  • 給付金、おりることになったんですね。よかったですね。継続給付にもいろいろ条件があるみたいなので大変そうですが。

    ところで、差し支えなければ教えていただきたいのですが、何品目・何品種くらいを予定されているのですか? 直売所出荷がメインとのことなので、野菜セットの宅配のように基本品目を押さえつつそれなりのバリエーションをつくらなければいけないという切迫事情はないでしょうけど。

  • 初めてコメントさせて頂きます。
    還暦間近の新規就農7年目の中年男性です。
    「青年就農給付金」審査が通りよかったですね。
    役所のことですから、間違いなく振り込まれますよ。
    私も、新規就農時に就農支援金を貰えないか調べましたが、年齢オーバでアウトでした。残念!!

  • >H2さん
    今年の予定品目は6目11種。これはもう計画書で通したので融通が効きません;
    後は試験的&趣味&保険的なその他雑出荷計画で、7目9品種です。
    合計、13品目、20品種です。

    あとはまあ父が父用の圃場でキュウリとか勝手に作る感じです^^

    冬は特に予定してません。秋口までずれ込む野菜が多く場所が無いのと、あと冬野菜は正直個人レベルの栽培では虚しいくらい儲からないので・・・;

    場所が空けば、単価の高い芽キャベツとブロッコリーくらいはちょっとやるかも・・・です。

  • >豊田年男さん
    初めまして。
    年齢オーバー残念;;
    でももう7年もやってらっしゃるなら、国の甘い誘いには乗らなくて正解かも・・・。
    食べていける範囲でのんびりやれれば僕はそれでいいんですけどね^^;

    そんな平凡な目標ですら難しいのが農家の苦悩なんですよね><;

  • なるほど、ありがとうございます。畑の面積のこともあるのでしょうが、かなり絞るのですね。

    ちょっと気になったのですが、「計画書で通した」という部分、給付期間中の栽培品目を、1年目はこれ、2年目はこれ、と全部決めておかなければいけないってことですか? もし作らないものがあったらアウト? 現実的でない、申請のための計画を要求される部分もあるのでしょうね。実際にはどこかの時点で畑も拡大されるでしょうし、栽培品目・品種も増えますよね。

    そのあたりまた続編での解説を期待したいです。自分は将来就農してもはじめから半農半Xのつもりなので(Xは農業以外の個人事業)、その頃違う制度に変わっててもたぶんこの手のは対象外でしょうけども。

  • >H2さん
    この給付金のシステム上、親元就農、つまり親の農業を継ぐという形が圧倒的に有利なんです。

    つまり親がキャベツ農家なら自分もキャベツ農家に新規就農など。
    なので、6品目も計画提出してる僕の方がむしろまれなほうなんですよ。
    本来は○○農家と言うくらい、1~3品目で通すのが一般です。
    1年目~5年目まで同じ品目で提出した方が信頼性が高く、かといって途中で栽培品目を変えてもそれなりの理由があれば問題ないかと思います。

    結局は5年後の農業所得250万円という数字に向かっているかどうかの審査になるんです。

    でもさすがに1~2年目は提出した品目を作らないとヤバいと思います。
    自分は6品目選んで、それのために畑を6区画に区切ってローテーションで5年間やっていく計画と、連作回避を踏まえた上で提出しました。

    物理的・輪作的に可能な5年計画なので、それで申請しましたが、途中変更は可能かと思います。

    結局は数字と説明作業になります。

    僕は特殊野菜専門で通った部分もあるので、
    来年・再来年の事はわからない事が前提で許可をもらいました。売れなかった変わり野菜を翌年も作ったらモノ言いが付くかと思います。

    ○○農家という安定的な申請許可を得た人とは、僕は真逆で、流動的に栽培品目をその時々に合わせて調整する義務が生じています。

    1年目はさすがに計画書通りのノルマを目指す事になりますが、2年目はわかりません。
    変更があればその旨と理由を審査にかけられる事になります・・。

    常に監視されてるような気分で気持ちのいいモノでは無いですが、結局は売上・数字でしょうね;;

  • 詳しくありがとうございます。いろいろ説明を聞いてる感じだと、この給付金の「経営開始型」の方は、意図としてはすでに経営が成立している農業を継ぐ人向けな感じっぽいですね。すでに成り立っているなら給付金要らないじゃんという気がしますが、収入制限があることから考えると、儲からなくて継がせずに止めてしまいそうなところを引き留めて立て直す意図があるようにみえます。

    こばじろうさんのような場合は、制度の意図としては「準備型」なのかもしれませんね。ちゃんとした研修が条件になっているのも、独学や我流でやって「うまくいきませんでした」となる可能性を排除するためのような。自分で学べる人もいますが、研修受けても挫折する人も少なくない中で、失敗のリスクが高い人に給付金を出すわけにはいかないですからね。

    でもこばじろうさんはここまでやってこられたので、すごいですよ。常に結果を求められるのは大変と思いますが、陰ながら応援しています。

豊田年男 へ返信する コメントをキャンセル

CAPTCHA


目次
閉じる