冬野菜の多くは、残暑残る中のやや厳しい環境で育苗し、
秋にグングンと成長期を迎え、冬の寒さでグッとしまる。
そんな感じ。
もちろん一概には言えませんし、あくまで一般地のお話。
ところが今年は「秋が無い><!」
「暑い」から「寒い」に急激に移行しましたね;;
猛暑の残暑に生育初期をやられるか、
急な寒さに成長期をやられるか・・・。
みなさんの所の畑はいかがでしょうか^^;?
例えばキャベツなんかの産地は、
涼しい気候の山岳地帯である長野県などで栽培・収穫が始まり、
そしてそれを追いかけるように茨城県産などに出荷をバトンタッチを
する事で、互いの産地を守り、かつ流通を安定させています。
しかしバトンタッチをした茨城などの、いわゆる一般気候の産地が
急に気温が冷え込んでしまい、成長が遅れる。
9~10月が長野県産で出荷、11~12月が茨城県で出荷、
こんな感じの引き継ぎを予定してたのに、
一般地の収穫が成長遅れで12~1月収穫と
ずれ込む。すると11月のキャベツが無いので高騰してしまう。
今年の秋の急激な気温の低下。
といってももう12月。それなりの平年並の冬の気温になりつつあります。
こっちの地方では今の気温で正直ギリギリかなあ;;
生育遅れは結構実感していますが、遅れても良いので
なんとか持ちこたえて欲しいものです。
これで12月に急に厳冬(猛暑の反対)が来たらヤバいですね;;
猛暑での野菜の高騰の真逆の事が起きて、また野菜が不足・・・。
まあ、冬野菜というだけあって寒さに強いと言えど、やはり、
限度というものがあります;。
ある程度の寒さに耐えれるというだけで、
やたらめったらな寒さを大好物に育つ訳では無いので。
たぶん12月には9月頃からの栽培野菜が遅れを取り戻すと思うので、
今現在の冬野菜の高騰は多少収まると思います。
でももし12月に猛烈な寒波が来たら、現在成長期の野菜が
今度は成長が遅れたり止まったりしてしまいます。。。
そうなったら年明けはまた高騰かなあ。。。
最近は暖冬傾向が多いので、今年もそれでいってくれたら、
うちの畑も消費者も助かるんですけどね
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