最近はもっぱらジャガイモの事で頭の中がいっぱいなので、
だんだん頭の形がメークインになって来ました!・・・。
さて、
今年は父とは別にジャガイモ栽培に挑戦&結構量が多い、ので、
ぶっつけ本番でなんとか頑張るしかない。。
「これでもかっ!」ってくらい、ジャガイモ栽培の事をいろんな資料や
文献を探っているとこれがまたややこしい事に気づく。。。
極々ノーマルな栽培方法の、ほんのちょっと一歩先を覗くと、
あらゆる面で意見がバッサリ分かれて行きます@@;。。
そこで、僕なりにエッサホイサまとめてみました。
なにかと2択を迫られる事が多いジャガイモ栽培。
題して「レッツジャガイモ栽培、AorB?」
*各AとB、どちらで進めるかは個々の判断で。。。
ちなみに、僕が選択予定の方は太字にしてます。
「元肥」
A 元肥一発、硫安のみ!。(リン・カリ入れてもほんのわずか)
B 通常の化成肥料。
イモイモと言っても、ジャガイモは根ではなく、たしか茎の一部(たぶん・・。
チッソである硫安が効果的であり、かつリン・カリ等であまり多肥になると
木ボケしてしまい、強い吸肥によってデンプン質の生成が減り、
イモが水っぽくなる(不味くなる)可能性があるとの事。
「石灰」
A 散布する。
B 散布しない。もしくはほんのわずか。
何かにつけて「石灰散布」が付きまとう野菜栽培。
「日本の気候上、酸性土壌を石灰で~」などと良く耳にしますが、
ジャガイモはの適性PHは弱酸性です><!
前作や、個々一年で石灰を撒いた土壌なら、まず撒かないほうがいい。
もしも多少撒くなら、消石灰でなく、苦土石灰を。
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ジャガイモの病気に「そうか病」という病気があります。
イモの表面に茶色いカサブタみたいなのを見た事がありませんか?
それが「そうか病」です
直接食味にあまり影響はないですが、病気は病気です。
そしてその病気は石灰散布によって発病率がグッと上がります><。
「種芋の切り口」
A 草木灰等を塗る
B そのまま。何も塗らない・まぶさない。
これは正直、意見が真っ二つ。
腐らないように塗る、と書いてある人もいれば、
灰の肥料分で腐るから塗るな、とも・・・;。
困ったもんです><;。
しかし今では、種芋の切り口に塗る専用の商品まであります。
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切り口に肥料で腐る!と言う人もいれば、切り口にこれらをまぶす事で
種芋の肥料の吸収効果がUPする、という真逆の意見w。
まあ、雑菌の多い草木灰よりは安全だと思いますので、
余裕のある人は↑みたいな商品を使った方が良いかもしれません^^。
「マルチ」
A マルチ栽培。
B マルチ無し栽培。
前回触れたので簡潔にいろんな文献からまとめて引用します。
マルチのメリットは、
「収量があがる(文献によると3倍近く)」
「緑化・雑草防止」
「遅霜対策」
「追肥いらず」
「掘るのが楽w」
などなど。
逆に考えられるデメリットは、
「追肥調整が後々難しい」
「土寄せも後々したくてもなかなか出来ません」
「高温による肥料の吸い過ぎ」
(地温が高くなればなるほど、吸肥力が上がり、前途の通り、
肥料の吸い過ぎでイモの味が落ちるとのこと)
こんなところでしょうか^^;?
つまり植え付け時の段階での方針が、ほぼ収穫までの管理に直結。
植え付けてしまえば、後はAB関係なく、芽かき等などの作業は
一緒です。(マルチ無しは追肥必要)
その他、小豆知識ですが、
「種芋は大きい方が良い。」
新芽の初期生育は種芋の栄養で育ちます。
大きな種芋は蓄えられたデンプン量も多く、新芽に行く栄養も多い。
「花」
時間があれば摘み取った方が良いです。イモに栄養が集中します。
「種芋の最終的な深さ」
浅いとイモの数が減り、その代わり個々が大きくなります
深いとイモの数は多いですが、個々が小ぶりになります。
ベストは最終的に深さ15cm(土寄せしてです)
植え付け時はマルチも露地も深さ10cmが基準かと思います。
ある本には、ジャガイモはアホな作物とまで書かれていました^^;。
適当にやっても出来る意味でアホ?なのか、
ささいな工夫であっという間に出来が変わるからアホなのか・・^^;。
一度にすべての事を自分なりに検証するのは難しいですが、
上記のどれか一つでも栽培比較して損は無いかと思いますね
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コメント
コメント一覧 (5件)
(´・ω・`)度々拝見させてもらってます。
>>茎の一部
そうですね間違ってはいないです。
人各々栽培方法が違うので試してみるしかありませんね。
切り口を上にするか、下にするか。
乳離れをするか、しないか。
有機物マルチをするか、しないか。
芽かきや花を摘むか、摘まないか。
等々、選択肢はありますね~。
家庭菜園レベルでは、得られた結果は偶然だったり、他の要素の影響かもしれません。
難しいですね。
>maxendさん
閲覧ありがとうございます。
これだけ昔からある王道の野菜なのに、その栽培方法が未だにいろんな方法があるのに驚きます。
結局は自分の好きなやり方が一番ってとこでしょうか(笑
>たつきさん
乳離れもどうなんでしょうね。気にしない方もいるようですし、そうでない方も・・・。
結果の善し悪しも何が要因だったというのは実際のところ最後は個人の判断でしょうね^^
せめて選択した方法を、忘れずに頭に入れながら収穫時までやって行くことが大切かな~と思っています
6月に入って東北でも花が咲いてきました。花を摘むのは栄養分を芋に集中させるためだと私も聞いてましたが、花と言うよりより芯を摘むことで脇芽が出て葉の数が増え、上よりも横に広がるので倒れにくくなり、しかも枯れるまでの時間が多少延びるので、芋が充実するのでは…と感じていますが、どうでしょうか。
>一寸法師さん
「枯れるまでの時間が多少延びるので、芋が充実するのでは」
に、なるほどと思いました。
倒れにくくなる、って思いましたがジャガイモって
「え?なんで倒れたの?」
って思う時があります^^;
近々レポートを検討しているのですが、ジャガイモにもたまに開花>実がなってしまうんですよね…。
もしかしたら、それを想定しての花摘みなのかなあ~と、現在勉強&観察中です>v<ノ