白ナス＆特殊青丸ナス「出荷編」

　直売所ではすでに旬のナスが出そろっている７月。

うちの白ナス＆青ナスも遅らばせながら徐々に収穫開始。

着果不良で当初は冷や冷やしたものの、なんとかコツコツ

収穫出来そうな感じでした。

　鮮やかな白色が、なんとも畑内で異色を放っております＾＾；。

　

　直売所での事前調査では、今のところ白ナス生産者は無し。

もちろん、埼玉青大丸ナスなんてさらにいません＾＾；。

　ネットなどでいろいろ調べてみると、とある直売所では、

結構白ナスは売れ行きがいいらしい。

まあ、色的にかなりのインパクトはありますしね。

　一応白も青も、それなりにPOPも自作して、少量ながら出荷。

その時点で、通常の紫ナスが３～４本で１００円と、すでにかなり安い；。

同じ価格で出してたら売れるでしょうが、それではなんの

価値もないので、白は３本＝１２０円と少々割高で出荷。

　青大丸ナスは全く相場がわからないので、２個で１３０円。

　最初はどちらも手ごたえはほとんどなし・・・；。

まあ、普通のナスがずいぶん安いので仕方ないかなあ。。

　物珍しさでたま～に買っていく人がいるくらい＾＾；。

といっても、

白ナスでも、なんとか３０個収穫出来たとしても、たった１０袋の

出荷にしかならないですけどね

　ナス自体、白かろうが青かろうが、正直パンチのあるような

差は正直あまり無い・・・。

なので、POPにもたいした事は書けなくて、どうしたものか・・・。

　そこで、

たいした事ではないですが、

白ナス＝和風・高級なイメージを強調しようと、

たいした事が書かれてないPOPの「白ナス」という表記だけでも、

縦書きの、毛筆で書いたような行書体にしてみました。

これが意外にも、それなりの販促効果がアリ！

　POPでの書体１つとっても、お客さんの心理的な効果は大事ですね。

　結局、１カ月ほど様子を見ても、どうやら白ナスを生産してる

出荷者はいないようです。

地道にコツコツリピートしてくれる方も出て来ているようですが、

いかんせん大量出荷が出来ません＞＜；。

　白ナス４５株栽培ですが、１日の収穫は平均１０個ほど。

出来が重なった時、２日分の収穫をまとめて出した時は

なんとか６０個という時がありましたが、

６０個でも袋詰めしたら２０袋にしかなりません＾＾；。。。
　
　自家消費で６０個のナスなんて多すぎですが、

出荷前提となると、６０個収穫しても２０００円ほどにしか

ならない切なさですね・・・

　でもまあ、

出荷の多い通常の紫ナスを栽培してたらもっと大変だったと・・；。

　全く紫ナスの価格競争に巻き込まれなかった白ナス。

来年は他の生産者も動いてくるかもしれませんが、

直売所でのインパクトの手ごたえは感じたので、来年も挑戦予定。

ただ、今度は白ナスでの品種検討もしたいと思います。

「白丸茄子」というのが、白ナス内でもおいしいと教えて頂きましたので、

先の話ですが、今のところ第一候補です＾＾。

　え？埼玉青大丸ナスはどんな具合ですって？？

収穫率も恐ろしく低い上、客の喰いつきも恐ろしく悪い・・・；。

こちらは来年は１００％見送りで御座います

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