去年に続き、今年も幼虫がかなり誕生の気配。
今年は冷夏&雨が多く、元気のないカブトムシも多かったと思いますが、
みなさんはいかがでしたでしょうか^^?
さてさて、最近は衣装ケース飼育もしてる方も多いと思いますので、
わが家の衣装ケース飼いについてポイント&問題対策。
「マット」
僕は基本、マットは混合しています。特に不具合がある訳ではない
のですが、完熟発酵(真っ黒)なマットはなぜかよくカビが生える><;。
そして乾燥した時の質感がどうも堅くてしっくりこない。
サラサラな乾燥感ではないので、保水しても表面だけ水分吸って
カリカリになる>そして表面にカビ。これが多い。
(まあ、マットメーカーにもよりますが;)
そこで、粒子の細かい&やや茶色気味の若葉マットと混ぜてます。
水はけも保水もよく、
何といっても小バエとカビが少ない!粒子も細かいので、3齢までの小さな
幼虫もモリモリ食べます。
市販のマットをいろいろ混ぜて試してみるのもなかなか楽しいです^^
ただし、未発酵(純粋なおがくず)の使用と混合はやめましょう。
小さな幼虫が食べれないどころか、再発酵が始まったりして、
高温と発酵ガスで幼虫が成仏してしまいます。
あとオススメアイテムは朽木です。
深さの真ん中辺りに適当に入れてみましょう。
栄養的にどうかはわかりませんが、ものすごい勢いでガツガツ食べます。
特に3齢幼虫になりたての頃から冬手前にかけては旺盛で、
年明けくらいには原形すら見当たらないです
「水と空気と結露」
衣装ケースの中のは、フタをしても隙間があり、酸欠にならない
物がありますが、一概には言えません。
そしてなにより、生き物を飼っている心地がしません
フタに関しては、キリなどで小さな穴を開ける方も多く、
そこでのメリット&デメリット。
メリット=酸素・温度管理が楽。通気性によってカビ、結露の予防になる。
デメリット=保水管理が必要。穴が大きすぎたりすると小バエの発生。
(ただし、保水といってもフタを完全に取っている訳ではないので、
よほど短期間でカラカラになることはありません。)
個人的なおススメは、フタと新聞紙に適度に穴を開け、
新聞を乗せた上(マットの上ではなく、ケースの上)からフタをします。
挟む感じですね。
わが家はこれで通気・保湿・結露防止の3つをカバーしてます。
保水に関しては、霧吹きで表面シュッシュしただけだと、すぐ蒸発して表面がカリカリになり、
すぐに結露が付くだけが多いです。
月1くらいのマット交換のときに、全体的に湿らせるのが
楽で効率いいかもしれませんね。
元々、森林の地中にいる生き物なので、カッサカサのマットよりも、
適度に湿り気のあるマットのほうが好みます。
「害虫」
よくある害虫?というか、幼虫飼育でよく発生する虫は、
小バエ・粉ダニ(白ダニ)。線虫の3種類。
小バエ=発酵度の高い(黒っぽいマット)でよく発生します。
湿気での発生影響は中くらい。害は特に無し。
繁殖度が旺盛なので、あまり増えるとイライラします><;
軽いので鼻に吸い込んでしまったりする;。
ハエ取り紙がよく効きますが、冬にはほぼいなくなります。
粉ダニ=成虫飼育でもよく発生します。これも湿気での発生影響も中くらい。
害はほぼ無いが、大量発生はマットの
劣化になる場合もあるので注意。
線虫=全長5mmほどの白い糸状の虫です。ケースの内側などによく
へばりついてるのが確認出来ます。
これは湿気での影響は大きく、直接幼虫への害はありませんが、
ほうっておくと、マットをドロドロに劣化させて
いきます。しかも、それがマットの湿気を加速させるので、
さらに増殖していく厄介モノwミミズ被害に近いかなあ。
ケース・カップ内が結露している場合、今後発生、もしくはすでに
発生していると思われますので、マットを
交換、もしくは干すなどして湿度・保水率を下げましょう。
「置き場所」
直射日光の当たらない、涼しい場所。(ふと、もはや熟語のようなこの文章。
一生のうちであらゆる商品で何回聞くのかと思ってしまった@。。。)
直射日光って、ケース内が高温になるのはもちろん、
そもそも衣装ケースが劣化で割れるんですよ;;w
同じプラスチックでも、プランターとは温度強度が違いますのでご注意~><!
*ちなみに、真っ暗な場所でも大丈夫ですが、、、キノコハエマスネ。。。w
まとめれば、大事なのは、「湿度」「酸素」そして「マットの質」
衣装ケース自体が温かくなりやすいので、
温度はあまり気にせず、むしろ陽の当らない場所ならほぼ問題ないです。
寒ければもぐりますから^^;。
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