夏の栽培予定の作物の中で、一番播種が最後のほうにくる
「シカクマメ」
昨年、栽培して味・収穫量ともに手ごたえはあったものの、
農協の手続きの怠慢から直売所への出荷が出来ず、
大量破棄という無念さ・・・;;。
このシカクマメ、すでにわりとポピュラーになって来てしまったので、
今年あたりは生産者・出荷者が増えそうで怖い><;
それでもまあ、思い切って、
「昨年の3倍の量の栽培で勝負に出る」
5月半ばと下旬の2回に分けての播種。
前半播種はかなり不安ですが自家採取した種でやってみます><;
シカクマメは後々の片づけが大変面倒くさく、撤去をサボってたら
勝手に種が出来たので、ヒマつぶしでかなり採取しました^^;
なんのためにこんなに採取したのか;;1000粒近くもあります・・。
予定栽培数は60株x2列。その内自家採取種は1列なので、
60株だけ苗があればいいのに・・・^^;。
種子が硬いので、一晩水に浸し、余ってるセルトレイ&ポットに
100粒ほど適当に播種して育苗しました。
芽が出るか不安でしたが、無事それなりに発芽もしてくれました。
相変わらずかなりの高温好きなので、5月半ばの早蒔きですと
保温しながらでも発芽まで10日近くかかってしまいます。
その後もゆ~っくりゆ~くりの成長なので、育苗期間は4週間ほど
かかってしまいますが、乾燥さえ注意してればよっぽどの事が
ない限り、難しい育苗ではないです^^。
さて、
大変なのは圃場作り><;
120株の栽培はさすがに多い
支柱・ネット仕立てになりますので手間もかかります・・・。
圃場は第一畑。
4月からコツコツ耕運や除草を開始してあります。
まだほんの少しニンジンの生き残りが残ってますが、これも撤去。
ここに今までで最長の30mの畝を作ります
息の長い作物なので、元肥はそこそこしっかり入れておきます。
石灰を撒いた後、有機主体の牛糞・鶏糞をすき込んであるので
窒素分はそれでまかなう方向です。
シカクマメも他の豆科作物同様、ツルボケしてしまうと
「1つも実が付かない><;」
なんて事もあるようです。
窒素分は控えた方がやはり無難かもしれません。
昨年買ったPK化成(リン・カリのみの化成)が余ってたので、
それを気持ち程度投入しておきました。
そして鍬一本で黙々と30mx2本の畝を作ります
その後、十分に雨が降るのを待ち、そしてその水分を逃さないよう
さらに黒マルチを施していきます。
そして今回、1万円ほど出費してアーチ支柱を購入><;
1本が高いので20本しか買えませんでしたので、
1mおきにでケチケチ設置です^^;足りないところは通常支柱で。。
横補強も鉄パイプでしっかりやっておきます。
栽培後の片付けが非常に大変なので、ネットは一番安いもので
使い捨てでもいいかもしれません^^;
成長するとネットも支柱もお構いなしで巻き付いて行きますので、
支柱へのネット固定は手抜きでも大丈夫かと思います^^。
最後に50cm間隔で植え穴を開けていきます。
そんなこんなで、定植前の準備は完了w
「すんごい重労働で御座いました」
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