MENU

悩むジャガイモ栽培

 我家の畑の周辺では。基本イモ類は御法度w

作ってはいけないのではなく、瞬く間にイノシシにやられるからだ。

 それでもジャガイモくらいは作る人はそこそこいるのですが、

ウチの場合、父が毎年そんなに作ってどうすんの?ってくらい

栽培していたので、僕としてはノータッチでした^^;。

 昨年、記事に書いたように、ホントたまたまですが、

この父の作ったジャガイモがこれでもか!ってくらい売れました。

でもそれは初夏の台風の中、他の生産者が収穫を見送ってる中、

無理矢理豪雨の中で収穫したと言う事で、他の出荷より先に

新じゃが一番乗りがタイミング良く出来ただけの事><。

 
 今年、必ずしもそんな偶然がまたやってくるのは抜きにして、

父とは別に、せっかくなので僕的にイモ類を本年度は少し攻めて

みようとずっと考えてました。

 春先のイモ類の先陣を切るのがじゃがいもですが、

ずっと悩むのは、その品種と栽培方法。

一口にジャガイモと言っても、一般的な男爵やメークインを除けば、

その品種はものすごくあります;;。

休眠期が浅い・深いがあり、これらは他の野菜でもあるように

早生・晩生のようなものであり、品種によっての注意点もかなり

変わってきます。。

それらに手を出すと、ごく一般なジャガイモの栽培方法が、

かなり慎重な作業にもなってくる。。

 具体的に気になっている品種は、

「インカのめざめ」
「インカのひとみ」

「十勝こがね」
「ノーザンルビー」

 前者は休眠期が短く、2つともかなりのな甘さが特徴。

その代わり、貯蔵性はかなり低い。

味に特徴があるものの、新じゃが出荷のピークに販売しまえば

男爵・キタアカリの価格競争に紛れて蹴散らされる恐れがある;。

 一気に作って一気に出荷のスピード勝負も必要かなあ。

 後者は真逆で、休眠期が長い。

休眠が長いと言う事は=貯蔵性が高いになりますが、

しかしその反面=爆睡するので芽が出にくいと言う事にもなる。

それが大事なポイントになって来ますので、初期栽培には注意が

必要です。

 後者のノーザンルビーは、こちらのブログでご助言頂いた方からの

おススメ品種で、個人的も興味深い品種なので栽培予定。

色が違うというインパクトだけでも、他の生産者とは全く別の土俵で

勝負が出来る可能性が高く、昨年いろんな「色モノ野菜」に

挑戦した僕としては、ピーアールに関しては得意分野(笑?)だ。

 そして最後に残った「十勝こがね」

男爵のようなホクホク感とメークインのような締まりがあり、

専門的なじゃがいも農家では一目置かれる品種との事。

特殊な味や色がある訳でもなく、純粋な美味しいじゃがいも

としての品質勝負になって来ます。

 ノーザンルビーも十勝こがねも、休眠期が長いので、

植え付けは割と遅めとしたいところですが、知る人ぞ知る

人気品種だそうで、2月にもなれば種芋自体が売り切れる。

 南の地方からどんどん植え付けが始まっていくので、

コチラ愛知での定植適期を待っていたら、その頃までにほぼ

西日本の人達が買い終わった後になってしまうから><;。

1月中種芋購入して、1カ月以上も保管管理が必要になってくるので

結構大変だなあ;;。。

 どちらにも共通するのが、

「種芋が高い><;!!」

特にインカ~系統は別格に高い;;。

家庭菜園で10株ほどの栽培なら是非やってみたい所ですが、

せっかく味のいいインカのめざめなどは、イモの個重量も小さいので

販売目的だと、かなりリスクが大きい。。。

 栽培品種は最終的にはまあ好みで決まっちゃいますが、

問題なのが、「露地栽培orマルチ栽培」

これが未だに、いろいろ勉強しても結論が出ない。。

文献によっては真逆の事が平気で書かれているからです;。

 じゃがいもと言えば、種芋の位置より上に新いもが出来るので、

それに伴って土寄せすると言うのがごく一般的。

(イモの緑化を防ぐ意味合いもあります)

じゃがいも栽培と土寄せは常識のようなものです。

しかし、マルチをすれば土寄せが不可になります。

それによって収量が下がるという不安はどうしても拭えない。

 ところが、文献によってはマルチをする事により収量が上がる

との記載があったりする訳で・・・;;。。

 同じ環境・同じ栽培方法で、マルチあり・無しで比較した資料でも

あれば参考になるんですが、これがなかなか無い;。

来年に向けては、今年自分で検証できるのですが、

今年の栽培&出荷自体はいろんな資料を参考にするしかない。。

 今のところ、土寄せの疑問さえ解消出来れば断然マルチ栽培に

軍配が上がりそうデス。

 上記の品種を実際に作られた方、またマルチ有り無しの検証を

もしされた方がいましたら是非アドバイス下さい

自分でもギリギリまでもっと調べよう

↓ご参考になりましたら1日1クリック応援のほどよろしくお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。
    じゃがいも去年同じ状況でマルチありマルチなしをやってみました。マルチをかけるまえに少しだけ土寄せしました。同じ時期に掘り起こしましたが違いはマルチありは子芋が少ないことでした。その分収穫重量が多かったですよー♪

  • >まるこさん
    こんにちは。
    とても参考になりました^^。
    マルチをするとやっぱり土中の状態が均一になって個々のイモが安定しそうな気がしました。

    今年の春先は寒さもですが、どうも天候不順の気がしてならないので、まるこさんを参考にマルチ栽培を前向きに検討してみたいと思います

こばじろう へ返信する コメントをキャンセル

CAPTCHA


目次
閉じる