スクスクと折り返し地点まで育っていったトウモロコシの、
最大の合図(個人的にです^^;)、それは、
「雄穂発生期」
このタイミングだけはしっかり見逃さないようにします。
理由は2つ、
①「最後の追肥のタイミング」
最後と言っても僕は2回の追肥栽培ですので、2回目のタイミング
という事になります。
トウモロコシは、雄穂が出る>花粉が出る頃に雌穂が出る。
>そしてその花粉を雌穂が受け止めるという、非常に規則正しい。
雄穂が出始め準備に続いて、雌穂がすぐに準備を始める。
つまりトウモロコシの人生で一番の山場となります。
ですので、ここでの肥料切れはいけません。。。
雄穂が出る頃に追肥すると、肥料が一番効く頃に、雌穂(実)に
しっかり栄養が回るので、僕はこれを合図に最終追肥をしています。
そしてもう一つの理由。
②「最大の難敵、アワノメイガの襲来の合図です」
トウモロコシ栽培での最大の害虫は「アワノメイガ」。
この害虫、昨年かなり観察したのですが、非常にトウモロコシの
雄穂の発生を予知?推察?してるのかわかりませんが、
「とにかく、するどい><;!」
ヒラヒラと舞うモンシロチョウが、たまたまフラっとキャベツに卵を産む
比じゃありませんwww
監視カメラで見ていたかのように雄穂の発生を嗅ぎつけてきます。
もっと言えば、雄穂が見えない段階でも嗅ぎつけています。
つまり、
私たちが雄穂が出た~と確認した頃にはすでに卵を産みつけられて
いるんです・・・。
何が何でも無農薬栽培の方は、スル―してください^^;。
もし、少しの農薬散布でも何とかアワノさんを防除したいのなら
ここがタイミング。
「雄穂が出た」ではなく、「雄穂が出そう」くらいの早いタイミングで、
一般農薬なら「デナポン粉粒」がおススメです。
この記事を書くために、あえて今年、雄穂を肉眼で観察してからも
2日放置した所、
雄穂に変な白・黄色な粉粒等付いていたらもう彼は居ます;;。。
トウモロコシは、アワノメイガが来る前に早蒔きすべし!と
良く言われ、今年は昨年よりも2カ月近く早蒔きしましたが、
それでもこの襲来の早さ。。。
場合によっては雄穂が開花して花粉を飛ばす前に雄穂が死にます。
アワノメイガは基本、雄穂>茎>雌穂(実)へと移動して行きます。
いかに早く喰い止めるかが勝負です><。
トウモロコシがビルだとしたら、アワノさんは屋上からほぼ来ます。
いかに上の階で喰いとめるか、その勝負になります。
完全無農薬栽培の方には無意味な参考ですが、
最低限の農薬で防虫したい方は、この雄穂の発生での消毒散布を
見逃さないようにしてください。
なぜなら、トウモロコシに対する抗アワノメイガの農薬は
収穫直前・近日までOKのものが少ないのです。
たとえ、無農薬等でアワノさんに食害されても、その部位以外は
普通に食べれますが、徹底的に攻められるとトウモロコシ1本で
食べる時に10匹以上出てきます;;ちょっとキツイですよね^^;;。。。
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コメント
コメント一覧 (3件)
東西やってるぜ!パパ!おれは焼きもろこしが食べたい!
東西行かないとなあ~;;
じゃあ草刈り手伝ってね^^♡
こんにちは。農薬は早ければ雄穂だけで良いのでしょうか。