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冬野菜の遅まきは命取り・・・。

 甘かったなあ。。。

夏野菜の遅まきは、それなりに難関を越えたので、

その感覚で冬野菜も遅まき播種をしたんですが、

「これがかなり大誤算><;」

そもそも、夏野菜と冬野菜の遅まきの概念を間違った。

 ある作物を、一回目はいついつに植え、2回目をその1カ月後に植える。

単純に考えれば収穫も1カ月遅れるような計算をしてしまう。。。

しかしこれは、年がら年中、そう、一年中気候が同じという前提。

夏の野菜は後半気候が暑くなり、冬は後半寒くなる。

言い換えれば、

「夏は後半成長が加速し、一方冬は後半成長が減速。」

冷静に考えれば当たり前のことでした・・・・。

 夏の遅まきは通常よりも収穫は早くなる。

「収穫までが早い」のではなく、

いわゆる結実等するまでの成長期間がカットされてしまう。

実物が多い夏野菜。つまり、茎や葉等がしっかり成長する前に、

実がなりだしてしまう。

これが原因で、実はなるが、発展途上な不良作物の収穫になる。

 一方。

冬の遅まきは収穫がとても遅れる。

冬野菜と言っても、寒ければ寒いほど良い。という作物は、

実はあまりなく、あくまでそこそこの気温で育った上で、

「寒い冬でも耐えきれる」とう程度。

つまり、いわゆる本当の「冬」の気候は、「完熟期」であり、

成長期にはかなり向いてない><;

 結局夏のように不良作物になってしまうが、冬の場合は

成長しないまま、終わってしまう感じ・・・。

 仮に、というか、実際やってみましたが、

9月上旬播種の野菜を、第二弾で、その一カ月後の10月上旬に

もう一度植えました。(ダイコン&白菜)

大根第一弾組は、ほぼ11月中に立派に収穫出来ました(55日)

 第二弾はその一カ月後に収穫、とはいかず、、、

いつまでたっても太りません。。

結局90日経ってもこんな感じ☟。

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 葉の成長が見事に止まってしまっています。

しまいには霜にもやられ出したので、見切りをつけて収穫。

画像

色艶も微妙で、太ってませんね;;。。。

ちなみに知り合いの方の、遅まき青首大根だとこんな感じ。

画像

葉が逆V字になります。

後から出てくる葉が成長不良になるので、大抵こうなります。

これぐらいの遅まきでギリでしょうか。

なんとか霜に耐えれるサイズだし、青首はパワーあるしね^^;

 同じく第二陣の「白菜」も成長遅れな感じ。。。

どうなるんかな;;

気長に待てばゆっくりでもそれなりになってくれるんだろうか;

 でも白菜の場合だと、結球を開始後の寒さはまだマシ。

「結球前に低温に合ってしまうと丸くなりません」

しっかり丸くなったあとなら、紐で縛って霜避けも出来ます。

 播種時期をずらして栽培するのは、とても経済的で、

栽培計画としてはかなり大切な要素の1つ。

ある野菜を、「また1カ月後にずらして収穫出来るようにしよう」

というとこまではよかった。

大根・白菜などは、一カ月遅れで収穫したいなら、

ほんの10日播種をずらすだけで十分だった気がします^^;

 まあ、昨年の夏は残暑がハンパなかったから、普通に最初の

播種自体が、正直やや遅まきに近かったんですよね^^;。

まだ暑い、まだまだ暑いで、感覚がマヒしてしまった;。

 もし残暑が長引いた分、冬の到来もその分遅れてたら、

きっと何とかなってたのかもですが、それはこっちの勝手な

思い込みだったという訳で・・・

*冬野菜の遅まきまとめ*

「初期生育段階で厳冬に入ると成長ストップ」

「さらにふんばりの効かないくらい弱株状態だと霜で丸枯れ」

「散々粘って、最後にトウが立つ・・・」

「早まきのリスクと遅まきのリスクでは、遅まきのリスクのほうが危険」

 今年の秋冬は気を付けよう

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