6月に定植したシカクマメ。
この「シカクマメ」の成長の独特の仕方、
「結構好きです」
普通のツルものの野菜は生育初期からスルスルと伸びて
行くのですが、シカクマメはちょっと違う。
まずはその初期の生育の遅さ・・・。
高温を好むので、そのせいもあるかもですが、
大丈夫かな?ってくらい定植後の成長が遅い・・・。
余りに遅いので野生のキノコが生えて来てしまうほどだ^^;
そしてそんなジワジワの成長も、上へ上とでは無いのです。
まるでツル無しインゲンみたいに、淡々と本葉を作っていく。
上へどころかむしろゆっくり横へ横へと広がっていきます。
播種から約50日ほどで、ようやく本葉10枚ほど^^;。
今年は梅雨明けと、夏日の訪れが早かったので、
本当ならもうちょっとかかるかもしれません・・・。
この辺りまで来て、↓のようにようやくツルが出る。
ツルが出るのか、主茎がツル化するのかはわかりませんが^^;。
散々ここまでゆっくり成長だったので、ツルを確認しても
普通は急成長するとは思いません・・・。
しかし、シカクマメは
「ここからの爆発がすごい」
↓10日後。
主ツルの成長もちろん、あっという間に節々から
次々と別ツルが触手のようにどんどん出てきますw
ここで注意して欲しいのは、
「これらツルは支柱・ネット等に掴まるのが下手ということ」
きゅうりのように「@グルグル@」を出して掴まる訳ではなく、
ツルそのものがブラブラしながら掴まる箇所を探すので
よく迷子になります;;。
そして株自体は非常に高温に強いのですが、
ツルそのものは熱くなったマルチに当たると非常に弱いので注意。
このようにすぐに焼け枯れてしまいますので、
「支柱・ネットに掴まってないツルは早めに誘引してあげます」
指でクルクルっと引っかけてあげるだけでよいのですが、
「シカクマメは右巻きで絡みついていくので必ず右巻きで^^!」
一度巻き付き始めたツルはほぐしたり、別方向への再誘引が
結構大変なくらい強固に巻き付きますので、近くの雑草、
他株の成長に妨げになるような巻き付きは結構厄介です><。
誘引はお早めに^^。
後は風通し・日当たりがそれなりに確保されるように
お好み具合の緑のカーテンを作っていきましょう
尚、くどいようですが、ツルは余るほど出てきますので、
枯れたツル、全体的に邪魔になる様なツル・葉は
躊躇なくカットしてもよろしいかと思います
追肥ですが、よほどの悪条件な圃場ではない限り、自らの
チッソ生成があるので生育が悪くなるような事はありません。
むしろ、初期生育の遅さに焦って追肥をしてしまうと
後々とんでもないツルボケを起こす危険があります。
(実が1つも付かないほどのツルボケもあるそうです・・・;)
開花が始まった頃にカリ分優先の追肥で良いかと思います。
有機なら鶏糞で十分だと思いますし、もともと非常に強い
作物なので、さほど神経質にならないくらいで十分です^^。
しいて言えば、今後葉やツルが暴れてくる作物なので、
かなり水分をかなり欲しがる性質かと思います。
開花・着果のためにも乾燥だけは注意した方が良いですね
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