一概にパニック発作の症状と言っても、たぶん人それぞれ。
風邪をひいても症状に個人差があるように。
僕の場合、最初の症状から付き合う事になった
「めまいがとてもキツかった><;」
めまいというのは、よく言われたり医者に聞かれたりするのが、
「立ちくらみのようなめまい」と「クルクル回るようなめまい」
そのどっちでもないからタチが悪し、人に伝えようがない;;
僕なりに的確に伝える為に言葉を探すとするならば、
「空間認識が上手く出来なくなる」
・・・・・?
ですよね^^;
目は見えてます。視界もグルグル回りません。
ただ、見ているものを見れていない気がしたり、視覚は集中してる
のに、意識が集中出来なくなるような感覚。
正直言うなら、そう言うしか言葉が見つからないんです。
さらに具体的に言えば、50cm先をしっかり見ているのに、
1m先、かたや10cm手前を見ている感覚に襲われます。
よく、アニメやドラマで、人が気を失ったり、気絶した人が目を覚ます
演出で、視界のピントがボケたりはっきりしたりを繰り返す映像が
あるかと思います。それに若干似てるのかな~。
あるいは、
例えばTVやPC画面を見ながら、目を寄り目にする>画面を見る、
を高速でやってみてください。(正直、これが近い・・・)
めまいというか、「めまいを起こしそうな嫌な気分」になりませんか?
そんな感覚が時と場所を選ばず襲ってきます。
こんな感覚や症状が、ある時突然何分も何回も襲って来たら、
そりゃ誰だって「気絶するんじゃ?」って思ってしまう;;
(前を見よう!アレをしっかり見よう!)と、
気持ちや理性に踏ん張りをきかせてもどうにも出来ない。
さらには目を瞑っても、その感覚だけはひたすら続くんですよ;;
もちろんそれが原因で吐き気をもよおす事もありますし、
なによりこの意味のわからないめまい感覚が襲ってきた時点で、
「人は動けなくなる・・・」
動くのが怖いという気持ちもありますが、
「この時点ですでに、意識を踏ん張るのに精一杯だからです。」
(この症状がキツいのは僕だけなのかなあ~?)
と、考えると通院しててもますます不安になっていく。
「さらにもっとつらいのは、この先さらに・・・、もしくは、
実は本当は違う大きな病気なんじゃないか??」
って思いたくなくても思ってしまう事。
正直、パニック発作の悪化の原因は、
「この感覚や思考から逃れないのがもっともつらい事」
なんだと僕は思います。
よく言われる症状の1つに、「過呼吸」があります。
僕はこれがありません。
勝手な自己見解ですが、男と女は身体的な体質の違いの他に、
精神的な思考や価値観の違いがあると思います。
もちろん一概には言えませんが、
常日頃、心理学や自己観察で意識している事は多々あります。
感情を理屈で殺して物事を考える男性、
理屈を感情で殺して物事を考える女性。
未来よりも、過去の積み重ねを大事にする傾向の男性。
過去よりも、未来の積み重ねを求める女性。
まあ、一部自論哲学なんですけどね^^;。。。
でも、例えば車の運転。
過去を積み重ねる男性は道を覚えようとする思考があり、
未来を考える女性は通った道を覚えようとする潜在思考が
少ないのは事実です。
話を戻します。
実際、過呼吸症状は女性に多い。
詳しい理由は調べてないのでわかりませんが、
もし男性の僕が過呼吸になった場合(あくまで僕の場合)
「きっと自力で対処・処置しようとしてしまう・・」
原因や病名はどうあれ、
以前過呼吸の知人を対処した事があります。
物理的対処という思い込みもありますが、一時的な過呼吸に対しては
「現状、対処を理解・経験しているので、今は不安が無いのです。」
(無いというか、無いと思わないと気がもたないかもしれません)
パニック発作というのは「不安」という要因が常に付きまとい、
なにかと油を注ぎ、悪影響をもたらします。
過呼吸はある意味物理的な症状なので、止める事は出来ます。
僕の脳はそう思っているので、その症状が出ないのかも知れません。
しかしながら、僕の場合のめまいや吐き気は物理的に
止めれていないので不安は解消されない。
(ガンガン薬飲めば沈静しますが、翌日のリバウンドがこれまたしんどい。)
不安が解消されない事というのは、過剰に意識してしまい、
サイクルを早めたり、悪化させたりしてしまうと思う。
それを踏まえて怖いのが、
「もし実際自分が過呼吸になった時に、自分で対処出来なかった時」
そんな事が一度でも起これば、僕の頭の中に、
「過呼吸が起きる可能性と、自分の過呼吸は僕には対処出来ない」
という、プログラムがされてしまいます;;
たぶんこの瞬間、その不安から過呼吸発作を誘発しやすくなり
めまい・吐き気から>過呼吸の不安恐怖も味わう事になるでしょう;
そんな感じで、
「発症もしていない、今後起きるかもわからない病気と闘う理不尽も、
この病気の1つの闘病のテーマなのです。」
知る事がいい事かどうかは未だ結論はでませんが、
この記事を読んで下さった同じパニック発作経験にの方が
いましたら、僕の知らない症状も伝えて欲しいと思います。
*この物語はノンフィクションですが、見解・分析等については、
専門的な医学的な立場では無いので、あくまで実体験を元に
患者の立場で自分なりに出来る限りまとめあげたものです。
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