ホームセンターなどで買ってきた、もしくは知人などからカブトムシの
幼虫をもらってきた場合。
100%な解説ではないかもしれませんが、僕がこの時期自宅で
飼っている幼虫を引っ越しさせtる場合と、たぶん一緒かと思います。
の、前に、
飼う時の注意点。
1、色。
幼虫はサナギの準備に近づくと、体がどんどん黄色くなってきます。
つまり、買う段階ですでに黄色くなってきている状態ですと、今の環境から
新しい環境、(ケース・新マット等)に馴染む期間がありません。
そのままサナギ>羽化まで出来るセット購入みたいなものでしたらいいのですが、
大抵はカップなどに入れただけの状態で売ってる事がほとんどです。
栄養も広さも不十分なので、ケースなどに引っ越しさせる事になると思いますので、
新しいマットに慣れる
↓
最後のスパートにしっかり食べる
↓
頑丈な部屋(蛹室)を作らせ立派なサナギにさせる
このように、サナギまでに時間的余裕があるモノを選んでください。
2、幼虫カップ内環境
幼虫の入ってるカップにマットは入ってるでしょうか?簡単に言えば、
売られている最中にエサを食べれているのかという事。
大抵のお店は幼虫が見えるように展示しますので、ただの「おがくず」が多い。
前途したように、サナギまでの期間がまだ十分あれば良いのですが、
サナギまでに時間が無い場合、そんな大事な時期に絶食してる事になります;
さらに、もしカップにマットが入っていれば、ケースに引っ越しさせる際、
新しいマット内に、すでに馴染んでるカップ内のマットを入れる事が出来るので
新しい環境への慣れが早いです。
ぶっちゃけマットは幼虫より原価高いので、しっかりマットを入れたカップで
売ってるお店は良心的だと思います。
3、例外
ごくたまに、売られている段階で蛹室(蛹の部屋)を作り始め、もしくは
作ってしまっている場合があります。これはやめましょう。
幼虫は蛹になるための部屋を1回しか作りません。もし壊れてしまったら、
自力ではもうほぼ羽化失敗か、土に埋もれて死亡します。
飼育に慣れている方でしたら、人工蛹室を作って羽化など出来ますが、
幼虫の段階で人工蛹室に入れてサナギ化させるのは厳しいと思います。
サナギになっている状態からの人工蛹室での羽化は可能ですが、
さすがに購入段階で上記のようなとこまで行ってたら辞めておきましょう;;
という訳で、一応簡単な幼虫の引っ越し方。
1、まず、移動先のケースの底15cmほどに新マットを入れる。
それをギュッと押し込んで固く固くします。8cmくらいの高さになります。
これは蛹室を作りやすくするため。マットなんて、カチカチにしたって
幼虫は余裕で潜れますから安心してください^^。
2、カップにマットが入っている場合、そのカチカチのマットの上に
元のマットを入れ、そこに幼虫を置きます。
この際古いマットを新しいマットをかき混ぜない。簡単に言えば、
ケース内に元のマット環境を残してやるんです。新マットに慣れない
ようでしたら、しばらくそこに居て落ち付きますし、慣れてくれば勝手に
好きな場所に移動します^^。
3、あとはその上から足りない分のマットを入れてやりましょう。
マットの高さ?深さ?が深いほど蛹>羽化は上手く出来ます。
不安な方はいちおう20cmもあれば十分かと思います^^。
購入したカップ内にマットが無く、おがくずの場合は、
カチカチの上からそのまま新マットを足し、その上に幼虫を置きます。
この場合、今までがマットでは無かったので、無理に埋めるより、
自然と潜るのを持った方が僕は良いかと思います。
おがくずは何も栄養が無く、何の木かもあやしいので入れません;。
あとはじっくりと待ちましょう。
上手くケースの壁面に蛹室を作ってもらえれば目視で常に観察できるので、
ラッキーです。ほじくったりしたくなるとこですが、しつこいようですが、
蛹室作成開始以降に、誤って蛹室を壊したりすると大変ですので・・・><;
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