MENU

金スマ、1人農業にモノ申す!

 あらかじめ言っておきますが、この番組のこのコーナーは好きです。

ですので、別に怒ってません・・・^^;。

ただ、

「あれは農作業・野菜作りであって、農業では無い」 

 僕の中では今でもこだわりがあります。

「農業」というのはそれを主として収入を得、生活を成り立たせている

職業=農家だと思っています。

 ですから僕は、今までの野菜作りの記事にも「農業で」という言葉は

使わないようにしていました。

 その線引きは「畑仕事」で飯を喰っていけてるのかと言う事。。。

たしかに、

金スマの1人農業で、ヘルムートさんは頑張ってますし、あれこれと

野菜作りにはとても参考になります。

 しかし僕の中では、

「あれは野菜作り(菜園)であって、「農業」では無いと思う」

 
作った野菜を地元のお祭りで配って・・・とか、

作った野菜でゲストと晩御飯~とか、

野菜作りの楽しさは伝わるものの、彼はそれで生計を立てている様子は

なかなか見当たらない・・・。

 くどいようですが、これは批判ではなく感想と現実です。

もしもあの企画のような事を、憧れた一般市民がやると必ず出来ない!。

農業農業といってますが、収支の内容が無いからです。

 いやらしい言い方をすれば、

番組からの依頼と収入で、独り、野菜作り生活をしてる訳で・・・、

つまり、作った野菜を売って生活している訳ではありません。。。

 簡単に言えば「鉄腕DASH]のDASH村と一緒です。

あれならうなづける。。

趣味で野菜作ったりしている、企画でこういう事に挑戦している、と

はっきりわかるからです。

 しかし、金スマの1人農業は、あたかも人里離れ、農業で生活を

しているようなニュアンスを出してるからそこが納得出来ないというか・・。

 あの番組を見て、同じような生活をしたいって思う方は居るでしょう。

でも、それは残念ながら無理に等しい。

あれは番組。

経費も資金もTV局側から注入されていて当たり前なのです。。。

 今ではヘルムートさんは自力本願で自宅を建てていますが、

確かに努力家です、でもその資金・材料費はかなりのものです。。

しかしその捻出先は非公開、つまりきっとTV局持ちです。

 つまり、

「農業をしてお金を得ているのではなく、

お金を得て農業をしているのです」 

 別にTVなので、それが良いとか悪いとかは言いませんが、

好奇心と努力で、あのように「農業」=「農家」として生活出来ると

誤解して受け止める視聴者がいるのではと思うと、少し危険と思います。

 今年作った野菜がいくらで売れ、そして収益がいくらあり、

さらに経費がいくらかかり、その上での利益で

それを元手に新しく何々を~~なら説得力がありますが、

そこは今後もきっと公表されないでしょう。。。

 
 まあ、あのような農業生活に夢を売るのは良いと思いますが、

実際は番組サイドからの収入で成り立ってる訳で・・・。

 あれだね、、、「ビッグダディ」みたいなもんです;。。

 事実上、仮にあれだけ頑張ってるとして、

農機や土地や手伝い人をタダで差し引いても、

見る限り農作物での売上は200万あるかないかだと思います。
 
さらに他の事をしたり、家を建てたりと。。。

 つまり残念ながら、あの生活は早々成り立ちません;;

貯金があり、食べていけるだけの生活費がすでにある人は

ああいった生活が出来ると思います。

 それほど、農業というのは元手もかかるし、収入も厳しいものなのです。

あのような生活が実現出来れば、さぞいいでしょうが、

あくまで収支は無視での、ましてや番組の企画ですから、

安易に飛びついたり、鵜呑みしたら2年も持ちませんので;;。。

「1人農業」ではなく、「仮想1人田舎暮らしであれこれ~」として

番組を楽しむのが賢明かと僕は思います。。

↓更新の励みに1日1クリック応援のほどよろしくお願いします

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ





農家・農業・地域を変えるファーマーズマーケットの戦略的展開
家の光協会
二木 季男

ユーザレビュー:

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 農家・農業・地域を変えるファーマーズマーケットの戦略的展開 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (6件)

  • そうですね、同感です。
    まぁあれはあれとしてあってもいいですが、
    生業としての農業の経営の側面に焦点を当てたものも見てみたいと思いますね。

    実際にフルタイムでやって生計を立てなくてもいいから、
    時間も収入も3分の1スケールでやってみるとか、
    成り立たないにしても経営的観点をもってやってその数字を紹介するとか、
    そういうのを見てみたいですね。

    そうしたら、それを見た人が、
    ここをもうちょっと上手くできれば経営が成り立つとか、
    この品目品種は値が安いから違うのにしたらどうだろうとか、
    そう言うことを考えながら番組を見る人が増えれば意義があると思いますね。

  • >H2さん
    お久しぶりです。
    そうですね、趣味で作るまではいいんですが、生業となるとなかなか参考になるTV等は無いですね;
    本とかなら「農業経営」としての参考文献はたまにあるんですが、逆に規模が大きすぎて参考にならなかったり・・・><。 直売所~くらいからの小規模経営での実態や参考が欲しい所ですね^^;出来るだけ生々しいのが・・・(笑

  • こんばんは。
    お久しぶりです!

    少し前にこちらに来たときは、こちらのサイト自体が(?)調子悪かったみたいで書き込みが出来ませんでした。今回はできるみたいで良かったです♪

    確かに、生計をたててないと、そう言っちゃうのは違和感ありますね
    そうなると…、
    私は100%!趣味の野菜作りをしてます♪

    気ままに手探りでしているので(汗)立派なもの出来てないですし。

    あの、また1つ質問してもいいですか?

    パプリカの苗の事なんですが…。
    寿命ってあるんでしょうか?

    春に植えたパプリカの種は…やはり実がなるのに時間がかかり収穫できませんでした。
    でも、ポットのままにしていた苗があり、…それを家の中に入れてみたんです。

    住まいは北海道です。
    雪は根雪になりそうで、家は基本的に常に日陰で、家の中は少し暗く、昼間は人がいません。

    昼にストーブを入れるので0℃以下にはなってない…と思いますが

    ポット苗は、
    最初葉がポロポロとれてしまい、やっぱりダメかなと思ったんですが、米のとぎ汁を少し温めて2回ほどあげてみたら、(栄養あるかと思い)

    2日ほど前に葉が開き、今日は2センチ位になりました!
    すぐ下の股からも1枚葉が開き、その下、更に下も葉がはえてきそうな様子です。

    こばじろうサン…

    そこでなんですが……

    このパプリカの苗は
    今後どんな道を進むと推測できますか??

    秋がきて、畑をやめる。
    という事しかした事がないので、

    また、前にネットの記事でピーマン(パプリカだったか)が年をまたいで成長したという記事をみた事があるので、

    もし、実がなれば、種がとれれば…
    家に合った野菜ができていくんじゃないかなんて
    期待が膨らんでしまってます。

    …期待はできますか……?

  • >シーチキンさん
    こんばんは。
    非常~~~に難しい質問ですね^^;

    苗の寿命があるかはわかりませんが、苗半作と言われるように苗作りの段階で、後半の収穫にも大きな影響が出る事も多いです。
    苗の時期が長いと、根詰まり等の障害も出て、今後の生育にも影響が出ます。

    パプリカは、日照時間よりもむしろ温度が大切です。ですので温度さえあれば延命や年越しが出来る可能性も無きにしにあらずかと思いますが、収穫した品質がやはり不安です。

    晩秋に採れるパプリカ・ピーマンなどは苦みや硬さが出て来ますし、やはり春先に新たに苗を作るのが無難かと思いますが、実験としては面白いかもしれません^^。

    それとパプリカ等の葉は寿命が長いので、落葉はあまり株として良い傾向では無いかと思います。

    ちなみに、夏野菜と言えば秋に終わる=寿命というイメージがありますが、それは冬にかけて温度が下がるからで、温室等で着果数などを調整すれば意外に知られていませんがかなりの寿命と収穫期が得られます。
    温室ナスなどは8月から翌年の6月くらいまで、なんと10ヶ月も収穫をしています。

    苗の状態で引っ張るのは難しいと思いますが、成長済の株なら温度管理さえ出来れば冬越しも可能かと思います。

    もしも少しでもポット苗の状態で長かった株を、植え付けで回復させようとするのなら、根を3cmほど残してバッサリ切るのも一つの手かと思います。これにより根詰まりを一旦リセットさせ、適度なストレスを根に与え新しい新根を出しやすくする方法もあります。

    いずれにせよ、初めて聞く内容なので、これくらいの事しか言えませんが、「こうしたらどうなるだろう?」という好奇心や実験は野菜作りが上手くなる良い考えだと思います^^

うえぽん へ返信する コメントをキャンセル

CAPTCHA


目次
閉じる