野外カブトムシ飼育の工夫

　牛糞モリモリで飼育してた野外カブトムシ。

羽化に備えてネットとか張ろうかなあ～と思っていましたが、

どうも気が乗らず、基本放虫で見つけたら見つけたでイイやって事で、

様子見をしていました。

　
　しいて手を加えた事と言えば、梅雨対策。

「ムシロ」です。

知ってるかなあ・・・ムシロって＾＾；。

ワラで編んだゴザです。

多分昔、亡くなった祖父が編んで作ったものかと思います。

かなり「ネンキ」が入ってます！

　これをかぶせて、適度に雨避けにして使う訳ですが、

もう一つ、

　もしも羽化して出てきたカブトムシがきっとこのムシロの下で

日中でも涼んだり出来るようにという目的。

　日光が強い日中では、なかなかカブトムシは羽化しても地上に

出てきません。ケース飼いの場合も然り。

少しでも暗くする事で、日中でも夜と勘違いして地上に出て来ますし、

それで畑仕事の合間にも数匹でも獲れればいいかな、と

そんな狙いでムシロ作戦。

　でも本当は、やっぱりちゃんとネット張った方が良いんだと思います；；。

わずかながら民家も近く、他人の畑等も近いので、

場合によっては羽化したカブトムシが、よそ様に迷惑をかけてしまう

かもしれないし、なによりその辺の草むらに隠れてしまったら、

自分自身も踏んでしまいそうで怖い＞＜；

　しかしこのムシロ、思いのほか具合がいい。

大雨が降ってもほどよく水を通さないし、

強い日差しの日では、今度はちょうどいい日よけ具合になる。

　祖父をはじめ、昔の人はワラでいろんなものを作っていましたが、

今になってこういうものがとても希少に思えます。

　これであとは羽化を待つだけですが・・・、

この先、ちょっと予想外の事が起きました＞＜；

続く。。

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