押入れの片づけをすると、大抵古い漫画を読みだす・・・^^;
「キン肉マン」
小さい頃やたら面白かった漫画が、大人になってつまらなく
感じたり、逆に面白く感じてしまったりと、感性って不思議ですね*
映画やドラマもそうですが、最近の漫画などは話の前後のつながりや
描写のわずかな矛盾やズレにすごい気を使ってるんだなあと思いました。
むしろワンピースなんかは、そういった細かな描写や小ネタを
売りにしてるくらい良く話が練り込まれてますね。
そういう目が養われたせいか、今回「キン肉マン」を読み返した日にゃあ
「今思えば無茶苦茶な矛盾展開がスゴイ!!」
設定はおろか、前回までとキャラが変わってたり、
スゴイ時はページが変わっただけで「???」っていうくらい・・・。
1巻から最終巻まで読んで、面白い点を少しまとめてみました。
(片づけシロー)
「キン肉マンの初期設定能力」
飛べる・巨大化出来る・ビームを出せるなどなど。。。これらの
前半設定を頭に叩き込んでしまうと、後半のストーリーを読めなくなる;;
弱ると肉マークが白くなる。
ニンニクを食べないとパワーが10分の1。
覆面のはずのキン肉マンのマスクが、一回だけお面方式だった件・・。
「いつのまにか超人」
たぶんですが、特に超人の解説はなく、いつのまにかサラッと
「超人」という非人間な設定になる。(2巻最話でサラッと超人と呼ばれる)
ちなみに超人がメインになるまでは、怪獣・怪人・怪物・宇宙人というのが
メインであり、それらが存在する世界観。
「超人オリンピック」
超人オリンピックののベルト裏には歴代チャンピオンの名が刻まれて
おり、そこには人間であるルーテーズと馬場が2回ずつも優勝している。
「生きたり死んだり」
生きている超人がパワーを飛ばせば、死んだ超人が生き返るという
急な後付け設定でよみがえる正義超人達。
あの世(超人墓場)で手術してよみがえるウォーズマン。
勝手に生き返ってた超人達↓
首や胴体がちぎれても生きてたティーパックマンとウォッチマン。
100%死んだのに、生きていてみんなに驚かれたが、
その理由は不明な「バッファローマン・ネプチューン」
生きていた事に、何故か誰にも突っ込まれなかった「ザ・ニンジャ」
そして怪我で言ったら、同じベアークローでやられたペンタゴンのほうが
ラーメンマンより重症なのにピンピンしてる件w
「描いた事を無視した描写」
キャラ設定が決まっていない、謎に包みたいなどで、影のみとか、
曖昧な描写はよくありますが、
そこはキン肉マン、無視のレベルが違うw
特に10巻の「地獄からきた7人の巻」はスゴイ。
19pで7人の悪魔超人が全員姿を見せるのですが、
「おかしいのが3人混じってる」
(のちにこの3人はサラッと、ツタンカーメン・ステカセキング・マウンテンに。
この時点では、顔がケツという無茶な超人も・・・;)
さらに次の20pではこの3人が、もうまた別の超人になっており、
おまけに7人が8人になっているといういい加減さ^^;
「王位争奪編」では3代奥義の描かれている壁画が、
とにかくよくコロコロ変わるのもムズムズする・・・;。
「小ネタ」
原作では悲惨にも真っ二つにちぎられたブロッケンマン。
アニメではさらに、ラーメンマンが喰ってしまうというありえない追加変更。
初めてウォーズマンスマイルが登場する前に、
すでに口を開けて紅茶をガブ飲みしてるウォーズマン。
ステカセキングの超人テープは1000以上持っているらしいが、
1巻1巻がデカくて5本しか持てないせつなさ。
簡単にバラバラになり、くっつけると普通に生き返るミート仕様。
ミート君のお兄さんのおでこの文字は「サラミ」。
身長・体重が同じという理由でキン肉マングレートに変装したカメハメ。
しかし常にキン肉マンより背がかなり高く描かれている。
人間が超人になる試験は、まさかのほぼ「面接」・・・。
別にマスクをとっても、特に問題がないロビンマスク。
そしてモップをかぶったロビンに騙されるウォーズマン。
戦いが白熱する王位争奪編。その中で対サタンクロス当たりでは、
ファミコン・折り紙・巨大迷路・ガンダム化など、やたら当時の流行りモノが
安っぽく投入され、戦闘の緊張感が一気になくなる・・・。
とまあ、ツッコミ出したらキリが無い「キン肉マン」
子供の頃は戦いに夢中だったんですが、大人になってから読むと
最初の頃のギャグ時代の頃が結構面白く読める気がします^^。
この機会にみなさんも読み返してみては
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画像二枚目は外箱=パッケージ複数個を撮影したサンプルです。 内袋未開封です。 外箱は中身確認の為に開
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