さて、そろそろ今年の幼虫確認と、野外での温床を確認。
幼虫の確認箇所は、前記で作った巨大特注飼育ケース(複数飼い)と、市販のプラケース(つがいx3)です。
プラケースでのつがいは、意図的に別けて飼育しました。これは、近親での累代繁殖による奇形、もしくは
弱い個体を出さないためです。
今年は自家産の成虫に、岐阜県、木曽産とのペアで3カップル。木曽産は艶がいいですね。色は漆黒系で、
どことなくずっしりとした感があります。
まずは幼虫の移動先を先に確保。野外用でプランター大x2、その他で中コンテナBOXx3、あとは前回作った
野外温床。
成虫の環境&ペアを別けて飼育してましたので、それぞれ実験というか、マットの質も別けて飼育する予定です。
5匹飼育>10匹飼育>20匹飼育>野外温床の順で、それぞれマットの贅沢具合も比例する感じ。
まあ、20匹まではほぼ市販マットなので、一番の手の入れようは野外温床。
前回の記載の通り準備をして、丸一カ月経ちました。どうなったかというと、、
牛糞がまず、その原形というか、糞の雰囲気がほぼなくなりましたね。
もともと発酵させて出荷してるので、短期間でまるで土のようになってしまう。さらさーらです。
むしろ、なんかパッと見、これは土なんじゃないかというくらいになってます。
遊び半分で入れたクヌギの原木はピンピンしてます@@;
(まあ、害はないので、そのまま入れとこう。。かじりたい奴はかじればいい、的な。。)
やや気になったのが、20cmくらい掘った箇所。雨はよけてたのに思いのほか土が湿ってます。糸ミミズが
いるんですよねー。僕は糸ミミズが居る居ないで、保水的にギリギリアウトだと思ってます。ミミズが居るマットは
保水が多いという証拠。また、そのミミズがさらにマットを泥化しちゃうんですよね;
湿気の高い底の方のマットを掘りだして、乾燥した新品マットとかき混ぜる作業。と、その時、、、
「すでに幼虫が住んでいました@@;ww」
んー、シートをかぶせてあったのに、どこから潜りこんで産卵したんだろう。野性のカブトの嗅覚っておそるべしw
幼虫が居るとなると、、思い切ったかき混ぜが怖いので、ほどほどにしておき、
とりあえず、うちで産まれた幼虫とは別血縁なので、来年用に5匹だけキープでケース飼いします。
割とまだ、2齢や3齢なりたてが多かったので、最終的に、微粒子タイプのネイチャーマットを
150L追加して温床は完成。冬越し手前でもみ殻で保温する予定です。で、今年の幼虫は、、、
「322匹」
う~ん。多いなあ;
もちろん複数飼いの飼育箱が一番大量に産卵していたのですが、事のほか、ケース飼いのペアのほうが
結構がんばって産卵してました。(ストレスがなかったのかな~?)
とまあ、この大量の幼虫を大きさなどで選別して、状態のいいモノはケース&プランターにVIP飼育。
その他280匹ほどは野外温床に移動となりました。
個人的に期待してるのはケース飼いで意図的に交尾させたペアの幼虫。今年最大だった84mmのオスを
種馬のごとく重宝し、メスは自家産と木曽産との2種類で入れ替えさせて、双方無事産卵。
この2世達が来年の主力になる事を祈ります
↓グロくてごめんなさい
コメント
コメント一覧 (1件)
カブトムシ飼育初心者です。
無事成虫になりました。よく見るとマットに糸ミミズがいます。昼間成虫が腐葉土に潜りますが、糸ミミズが成虫に寄生するようなことってありますか?マットは変えた方がいいのでしょうか??
よろしくお願いします。