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最近のスイカ事情と栽培のお話

 余った農地を持て余してる年配の人やなんか、

とにかくツルモノが好きだな~って思う^^;。

スイカ・カボチャ・トウガンなど、かなり場所を取るので、

植え付けてるだけでそれなりに、持て余した農地を使いきってる

感があるんだろうなあ。。。

 我家の父親もまた同じく、、、

僕が参入するまでは「植えりゃあいい」的な感じで植えていました。

もちろん放任栽培w

摘芯も受粉も整枝もしないので、10成って1良ければいい感覚で

それでも毎年微妙なスイカを収穫して来てました><;

 さて、

そんなこんなで、今年は家で食べる分のスイカは自分が作るからと

無駄に植えっぱなしの父親のスイカ栽培をストップさせました

 栽培方法にいたっては、特にこだわりや、特殊方法は無し。

ごく普通の栽培方法法。

要点は、

「子ツル3本伸ばし」

「第20節前後に人工授粉」

これくらいかな。

 その先の子ツルや孫ツルに関しては、特別シビアな条件は無いので、

混みあった場合、サクサクと摘芯して行きました。

 栽培マニュアルはさておき、

ちょっと最近のスイカのお話。

スイカについていろいろ調べた結果、色々気になった点が

あったので、ご紹介。
 

「黄色スイカor赤スイカ」

甘さを追及するなら、今なお赤スイカが断トツだそうです。

黄色スイカも十分甘いですが、単に甘さ・糖度のみを

さらに追求するならば赤スイカだそうです。

 ある程度しっかり甘く、サッパリとした味わいなら黄色スイカでも

十分な味わいですが、「とにかくさらに甘ければいい」と言う場合、

赤スイカ推奨となります。

 「種ありスイカor種なしスイカ」

 種なしブドウのように、種なしスイカが現れたものの、

種なしブドウほど流通が未だメジャー化していない種なしスイカ。。。

 これも理由はシンプル。

「種あり種と比べると、種なし種が未だに味が追いつかない」

のです。

 種無し種とは、

「種が無い品種ではなく、種を作らせない加工を加えたものです」

その過程において、スイカはどうしても品質が落ちてしまうのです。

「それらの種なし処理をしたスイカは、現在なお種ありに勝てない」

と、いうことなんですね。。。

 品質・糖度を落としてまでも、種なし種を取るか・・?

と、いう選択になると、どうしても農家は品質を取ります。

だから今でも種なし種のスイカは生産者が少ないんです。

 じゃあ、って事で、

今年、僕は両方のリスクを背負った

「黄色種&種なし」

を栽培してみました。

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 収穫時と切った画像が無くて申し訳御座いませんが、

いやいやなんの、良いスイカでしたよ

種が無いせいか、それとも品種のせいかわかりませんが、

スイカにたま~にある、種周りのパサパサ感が全くない。

水水しさがすごかったですw。

 一口かじると、ダクダクと水分が滴り落ちてビックリwww

歯ごたえはスイカ、水分量は梨くらいのすごい驚きでした。

もちろん、種がないので食べるのもすごい楽。

 まあ、好みは人それぞれですが、

大きさ、甘み、水水しさ、食感、

品質で劣ると言われる黄色種だったり、種なしだったりしても、

実際栽培し食べてみたら、現状十分な味わいだと思いました。

 ちなみに、

種なしスイカを作る場合、本体は受粉能力が無いので、

近くに受粉用に種あり種を植えて下さい。

品種は大玉でも小玉でも、赤でも黄色でも何でもいいです。

 僕は適当にホムセンで買った赤の小玉で栽培しました。

もちろん、その赤小玉も美味しく頂きました^^。

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