後、もう一つ番外。
野外温床での大量飼育。
こちらのほう、実は、
「壊滅状態に・・・」
それなりに羽化して飛び立った形跡はあるのですが、
それにしても少ない;;。
5月の時点で確認しても200匹は居るであろう状態だったのに、
一気に激減。
やはり野外飼育は難しい><;
考えられる原因は水はけ、というか梅雨期による急激な水分過多。
春の寒さに始まり、初夏の豪雨、
この夏の猛暑の前にはこういった異常気象がありました;
こまめにビニールをかぶせて雨避けもしてたんですが、
蒸れたり、高温障害等の可能性もあるので、
さすがにかぶせっぱなしも出来ず、それなりに梅雨の豪雨も直撃。
そして、おそらくですがミミズの攻撃。
これは去年も、ひょっとしたらミミズよくないなあと思ってましたが、
今年はやっぱりミミズよくない><って思いました。
自然環境だと、いわゆる栄養のない砂・土とかある訳ですが、
ここは人工野外。ほとんどがカブトムシの餌となるマット、牛糞。
土や砂はほぼ無いので、あまりにも栄養がありすぎる。
そしてフカフカなので、他の生き物も住みつきやすい;
トカゲとカエルも冬眠してたし、オケラ・カナブン色々住んでた;
直接の攻撃は無いものの、やはり蛹化期の直後にカブトが
激減してたってのを考えると、一番無防備になる蛹期に
なんらかの被害があったんだと思う。
そう考えればミミズによる蛹室の破壊は大打撃。
奇形・ショック死はもちろん、水が入り溺死もある。
最終的には掘ってみましたが、蛹室の跡が数えるくらいしかなかった;
あと、成虫での死体もチラホラあった・・・。
以前書いたように、幼虫は羽化開始してから地上に旅立つまでに、
思いのほか日数を必要とします。この間に攻撃されたか、
もしくは羽化不全で息をひきとったか。。。
いずれにせよ、やはり野外飼育は難しい
良質マットを地中深く水はけを管理するのは大変で、
それに対応する加湿管理はやっぱ個人飼育では至難。
赤土等の地盤で地盤調整すれば蛹室も強固になりますが、
それだけエサも減るし、大雨だとカチカチになる;
野外飼育やられる方は最低限、雨対策は必要。
マットも安定するし、水分過多によるミミズ発生も最低限で抑えられる。
それには屋根かあ。。。
プチ園芸用のミニビニールハウスも効果的だとおもうけど、、
いかんせん場所とコストが;;。。。
ご近所さん: 「おや、なにか温室野菜ですか^^?」
僕: 「いえいえ、カブトムシの幼虫飼育です^^;」
う~~ん。。。それもちょっと恥ずかしい・・・
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コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして。
カブトムシ関係の記事を調べていたらこちらにたどり着き、しばらく前から拝見させて頂いています。
屋外の大量飼育がどうなったのか気になっていたんですが、かなり難しいのですね。養殖業の人でも四苦八苦すると聞いてはいましたが…。
でも東京の狭苦しい家で飼育している私から見れば、こういう挑戦ができるのは羨ましいことです。
費用や労力も掛かり大変なことですが、もしリベンジされるのでしたらぜひ頑張って下さい!
その他の記事(特にゲームw)なども楽しく読ませて頂いています。
>superkabuさんへ
胸張ってやった野外飼育、失敗してお恥ずかしい限りです^^;沢山幼虫が生まれると、つい欲張ってなんとかして全部を、と思ってしまうように><。
ゲーム記事も最近ネタが無くて愚痴記事ばっかですが、かといって~~に狩りに行った*、的な日記記事も面白くないなと。。。
きっとまたついつい過激な記事をお酒の勢いで更新しますので、どうぞ温かい目で見てやってください